春先にゴルフに行かれ、
こんな状態のグリーンや、
こんな状態のグリーンに遭遇し、
「何だ、ここのグリーンは!
穴ぼこだらけじゃねえか!」
と思われたことはありませんか?
そんなことを口に出し、
更にはクチコミなんかに投稿してしまうと、
経験豊富な方からは、
「ケツの青いガキだなあ。
えっ、60代の奴?
頭ん中がいつまででも青春時代で、
羨ましいわ。」
と言われかねませんので、ご注意を。
上側の写真で言うと
下が、エアレーションという作業をした
ばかりの状態、
その上が、しばらく経過後の
グリーンの状態です。
このような手入れをせずとも、
良い状態を維持してくれればよいのですが、
グリーンは生き物ですので、そういうわけにも
なかなかいきません。
これにより芝の回復と育成を
図るのですが、多くのコースでは
春先にこれが行われます。
春先の手入れはグリーンだけではなく、
フェアウエイでも行われます。
こちらは根切りをしている状態の
フェアウエイです。
根切りをすることにより、
芝に新しい根が生えることを促進し、
また酸素を送り込んで活性化を図ります。
確かにこの状態でのショットやパットは
辛いものがあろうかと思いますが、
この時期の風物詩でもあり、
ご理解をお願いいたします。
2019.5.22
「お前んとこ、ちゃんとやってんのか?
その割にゃたいしたことねえんじゃねえの?」
いやいや、芝は本当に生き物なんです。
陽の当たりにくい所は、ティグランド
にしても、グリーンにしても芝の育成が
悪くなります。
病気に罹る場合もありますし、
雑草がはびこる場合もあります。
定休日のないコースは多いと思いますが、
芝からすれば
「休む間もなく、何百人で毎日毎日、
踏みつけやがって」
と、言いたい部分もあることでしょう。
ですので、余裕のある方だけで結構です。
出来れば、目土やボールマーク直しを、
可能であればお願いします。
それだけで、相当違ってきます。