メッシの今大会、どうしても2012年ロンドン五輪での
「康介さんを手ぶらで帰すわけにはいかない」
を思い出すんですよね。
この言葉を胸に日本チームは400mメドレーリレーで
2位に入り、銀メダルを獲得しました。
後年、いかに素晴らしい選手になったとしても、
そこに至るまでのデビュー時からしばらくは、
それを知らない周囲からひどい目に遭いがちです。
それはどんなスポーツでも同じです。
今なら落合選手やイチロー選手の打撃フォームに
口出しをし、直そうとするコーチはいないでしょう。
大けがをしかねないビーンボールを投げようとする
ピッチャーもいないでしょう。
でも、若い時はそうでもなく洗礼を受けます。
今回、メッシのチームメイトにはメッシを見て育った
プレーヤーが多いそうです。
彼らが尊敬するメッシのために献身的なプレーを
するであろうことは容易に想像できます。
PKもなんら揉めることなくメッシが蹴っているように
見えます。
エムバペも傑出した選手でサッカーの歴史に名を残す
選手だろうと思いますが、彼にはまだまだそれを認め
ようとはしない敵も味方もいると思います。
彼は既に前回優勝メンバーの一員となっていますので、
世界中に私のような
「今回はメッシに優勝して欲しい。
得点王も取って欲しい。」
と、願っているファンは多いと思います。
多くの人の願いはきっと叶います。
今回はメッシ、アルゼンチンの優勝でしょう。
2022.12.17
世界中のサッカー強国がワールドカップ優勝を願う中、
なかなか実力だけではそれは叶いません。
世界の人がそれを認めるような感情・意識、或いは、
それに呼応した運のようなものが必要だと思います。
日本がそれを手にするためにも、今回のような
残念な結果の積み重ねが必要だろうと思います。
そういうことを考えると、前回優勝のフランスに
二連覇を後押しするものがあるのかしら?という
気がします。
前回は自国開催で、自国民の熱狂的な応援があり
ましたが、今回はそれがありません。
今回開催国のカタールが全然振るわなかったのも、
実はカタールって全国民レベルではそんなに熱狂
していなかったからかもという気はします。
世評ではややフランス有利だそうですが、
さあどうなるんでしょう?
非常に楽しみです。