さて、ようやく本題。
ワールドカップの決勝は録画をし、ニュースを目にしない
ようにして、結果を知らないまま翌日見る事が出来ました。
結果を知らずに見て、本当によかったです。
ひょっとすると、今まで見てきたいろんな試合、
サッカーだけでなくいろんなスポーツの試合の中で
№1かもしれないと思いました。
「マキバオーの競馬漫画か?」とも思いました。
それにしても、優勝がアルゼンチンで、得点王は
エムバペ。
誰が予想出来たかですし、そういうことが起きる可能性
ってどのくらいあるんでしょう?
だって、二人は同じ得点数で決勝に臨み、メッシは2得点。
これをエムバペが上回るためには3点以上が必要ですが、
普通は、決勝で3点を取ったら優勝しちゃいます。
録画を見ていて、2:0になった時点で、アルゼンチン優勝、
メッシ得点王と思い、それは後半35分まで続きました。
試合終了まであと10数分です。
その後は、急展開にその思いが消えては浮かび、消えては
浮かびとなり、最後はまさかのエムバペ得点王。
まあ、他の選手も素晴らしいけど、この2人あっての
アルゼンチンであり、フランスだったと思います。
ここで、一番最初の本多さんの話に戻ります。
メッシの必要性
「日本がW杯で優勝しようと思ったら、こういう選手
(メッシ)が出てこないと話にならないでしょう」
片方だけでは残念ながら足りないかもしれないけど、
日本にこの2人が揃えば優勝していたと思います。
まあ、あり得ない「たられば」ですが。
ただ、日本は既に世界のスーパースターを生み出して
いると言えばいるんですよね。
世界のレジェンドに肩を並べる存在だと思います。
2022.12.23
エースをマークするのに2人を使ってしまうと、
単純に言えば、9:10で戦うことになってしまいます。
そのため、エースはたとえ活躍しなくても相当
役に立つんですね。
クリスティアーノ・ロナウドは万全のコンディション
ではなかったかもしれませんが、彼が出るだけで、
相手は彼に人を割かざるを得ません。
エースを持つチームの監督はエースを最も生かせる
戦略を考えるべきであり、エースのいないチームで
初めて監督の能力がメチャ重要になって来ます。
後にプロ野球に入るような選手がいないチームを
甲子園に導くような高校野球の監督はそういうタイプ
だろうと思います。
そして、そんなエースが2人いるとそりゃ強いです。
桑田さんと清原さんのPL学園がそうだったでしょうし、
ワールドカップで言えば、爆撃機ミュラーと皇帝ベッケン
バウアーのいた西ドイツがそうだったでしょう。
2002年の優勝国ブラジルのロナウジーニョとロナウドも
そうでしょう。
ただ、自分よりもレベルの高いことは理解しづらくて、
エースの価値に普通の人はなかなか気付けないです。
圧倒的な実績をまだ見せてもらってない時は、大した
能力のない人物をエース扱いしてしまうことも珍しく
ないです。
更には、圧倒的な実績を目にしても、今度は妬みや
自己都合、感情などからそれを認めようとしないことも、
これまた珍しくないです。