グリーンを除いては、みな芝が休眠し、根っこは
生きていますが、葉は枯れたままでそれを使って
冬季は枯れ草ゴルフをしているだけです。
と、先日記載しましたが、どうもそのことを
理解しておらず、真冬でも緑がないとすぐに
「メンテが悪い」と声を荒げる人たちがいます。
ネット予約ユーザーの中の一部の方々ですね。
こちらからすれば、心の中のつぶやきでは、
「なんも知らんくせに、上から目線でエラそうな
ことを書くな。」
となりますが、知ったかぶりをしてみたいという
ことは理解も出来ますし、実際は何も知らないんで
しょうから、この辺りの説明をさせて頂きます。
それを知っていらっしゃる多くの方々にとっては
「何を今さら」という話なんですが。
こちらは上がグリーンで、下がグリーンエッジです。
両方とも茶色に見えますが、太陽の下で見ると、
グリーン側はちゃんと緑に見えます。
こちらはグリーン側の垂直方向の断面写真です。
表面にほんの少しだけ、緑の芝の部分が見えます。
ええ、めちゃめちゃ薄く、1~2㎜しかないです。
こちらは茶色のエッジの部分です。
地表面からは茶色に見えますが、瀕死の状況では
あるものの緑の部分も残っています。
(葉の茶色の部分の中に緑が多少残っている。)
ええ、芝は生きてはいるんですが、半死というか、
瀕死の状態です。
そういう状態の芝を使って、冬季はゴルフをして
いるんですね。
つづく
2024.2.15
だから、冬季は芝をより労わる必要があります。
だからこそ、春になって芝が芽吹き始め、緑が
どんどん濃くなっていく光景を週ごとに見ると、
胸が高なり、心が躍って来ます。
「ああ、ゴルフシーズンがやって来る」と。
まあ、多くの方々、冬もゴルフをし続けている
んですが。