豊昇竜については、唯一、「もう少し体重が増えた
らなあ」とは感じています。
体重の少なさゆえにパワーに負けて危なくなる、
負けてしまったという傾向はあると思います。
でも、本当に体重を増やした方がよいのかとなると、
素人の考えではありますが、問題のある場合もある
ことはわかります。
相撲界で言えば、横綱貴乃花ですね。
元々、細い身体を太くして横綱に昇進しましたが、
昇進前はライバル曙に対して体力負けすることが
多く、分が悪かった。
最終的な両者の対戦成績は21勝21敗と五分でした
が、1994年3月場所の時点では7勝13敗と大きく差が
あり、横綱への大きなハードルになっていました。
それから体重を増やし、体力負けしにくくなった
結果、対戦成績を盛り返し、21勝21敗に漕ぎつけた
ということがあります。(後半は14勝8敗)
でも、この頃の貴乃花って、軽量だった頃の俊敏さ
や足腰の粘りが失われ、脆い・怪我をしやすいという
傾向が出て来て、引退を早めたと思います。
その時に感じたのが、ドラゴンボールの「スーパー
サイヤ人2」ですね。
パワーは非常に増すけど、スピードがなくなり、
トータルではマイナスになると悟空に言われ、セル
戦はスーパーサイヤ人のままで戦うことになります。
これと同じことが貴乃花にも起きてしまったのか
なあと思っているんですが、確かにドラゴンボールの
話は一理あるんですよね。
筋肉の見事さでは間違いなく、ボディビルダーが
№1なんですが、ボディビルダーが他のスポーツで
№1になるか?というとほぼ皆無です。
唯一、ボディビルダーが成功しているのは興行色
の強いプロレスだけです。
ですので、豊昇龍も体重を増やした方がよいのか、
今以上は増やさない方がいいのか、私などでは
わからない所です。
自分の考えるとおりに稽古をし、昇進時の雑音を
「昔、あんなことを言ってた奴らがいた」となる
ようふっ飛ばして欲しいです。
2025.3.17
貴乃花の場合は時代もあります。
「曙」「武蔵丸」という歴代の横綱でも1、2位を
争うであろう巨大横綱が同時期に2人も存在して
しまったんですから。
注 資料によれば、横綱で200kgを超えていたのは
大乃国、曙、武蔵丸のみで曙・武蔵丸は断トツ。
一番左の若乃花などは非常に小さく見え、彼が
短命横綱に終わってしまった理由の1つにはそう
いう部分もあろうかと思います。
で、稀に見る巨大横綱時代に君臨するため、
貴乃花も身体を大きくしていったんですが、その
ような時代でなければもう少し絞っていたでしょう。
結果、横綱寿命ももっと長かったかもしれません。
恐らく、豊昇龍も現時点の相撲界における最適化を
考えて、身体を作っていくんだろうなあと思います。
ええ、見る人たちを楽しませていって欲しいです。