スロープレー」に厳しい欧州ツアーは:GDO
こちらは「週刊ゴルフダイジェスト」の記事
として、ネットに掲載されたものです。
元記事が削除される場合もありますので、
抜粋記事を下記に記載します。
「スロープレー」に厳しい欧州ツアーは
“罰金1900万円”や”即2罰打”で
「1ラウンド4時間強」と大幅な”時短”。
「ハーフ3時間」のPGAツアーは甘すぎる?
PGAツアーは比較的スロープレーに寛容(?)で、
トッププロほど1ショットに時間をかける傾向が
あるといわれている。
しかし欧州ツアーではスロープレーに対し容赦
ない取り締まりが行われているようだ。
欧州ツアーのトーナメント委員長であるデビッド
・ハウエル氏は、
「我々はスロープレーを深刻に捉えている。
現金の対価とともにペナルティが問題解決に
役立っている」
と語った。
「1週間(1試合)に2回違反があれば即2罰打。
具体的には球を打つまでに80秒以上かかれば
1回目の違反となり、2回目は70秒を超えた場合に
“過剰なショット時間”とみなされ、2罰打が科され」
中島啓太が4位タイに入ったラスアルハイマ選手権
では、徹底したスロープレー対策により
「最初のグループは18ホールを4時間11分で
回ってきました」
とハウエル氏は胸を張る。
ハーフ3時間が当たり前のPGAツアーとは大違いだ。
「ハーフ3時間が当たり前のPGAツアー」
これには驚きました。
ネットでクチコミ撃を受ける際のスロープレー
時間の基準が「ハーフ3時間」という感じなので、
まさかPGAではそれが当たり前だとは。
それって、プレーを見せて入場料収入を得る
興業スポーツとしても、大きな問題を抱えている
と思います。
他のスポーツと比べて時間のかかるメジャー
リーグベースボールでも1試合3時間超が問題と
なって、改善策がいろいろと実施されています。
が、PGAではハーフで3時間もかかってしまう。
大問題だと思います。
だとすると、スロープレーを指摘した場合、
「PGAを見てみろ!
ハーフ3時間なんて当たり前だ。
何を3時間でぐちゃぐちゃ言ってくるんだ!」
と言い出すアホがほぼ確実に出て来ますので、
ゴルフ場側としても大問題です。
つづく
2024.2.29
2019年の規則改正の最大の目的も、スロープレー
防止です。
でも、片側一車線の道路でノロノロ運転する
車が1台でも出ると、その後の車が全台
ノロノロ運転にならざるを得ないように、
1組でも遅い組が出てしまうともうハーフ3時間が
危なくなってしまうんですよね。
スロープレーについてはこれまでもいろいろと
記事にさせて頂いていますが、
「スロープレー:負の連鎖 メダリオン」
で検索して頂くと一例が出て来ます。
プレーの遅い方にお見せ頂ければと思います。