さまざまなスポーツでいろんなスーパースターが
誕生します。
その中でオーラをまとった本当のスーパースター
というのは自分の周囲まで変えてしまう存在だと
思います。
典型的なのは、六大学の人気を巨人入団と共に
プロ野球へそのまま持ち込み、プロ野球隆盛の
きっかけとなった長嶋茂雄さんですね。
長嶋さんが巨人に入ったからこそ、巨人は後に
「球界の盟主」と言われるようになることが
出来たと思います。
記録のスーパースターは王さんでしょうが、
人々を引き付ける磁石を持っていたのは
やっぱり長嶋さんだったと思います。
ちなみに、吉永小百合さんはただひたすらに
きれいで、高度成長期を下支えしたと思います。
ラグビーでは、同志社大学・神戸製鋼を共に
全国大会優勝に導いた平尾誠二さん。
そして、その壁となって立ちはだかった
新日鉄釜石の松尾雄二さんは、全日本7連覇を
果たし、共に当時のスーパースターでした。
もちろん、1人だけでチームが勝ち続けられる
わけではないのですが、彼らがいなければ勝て
なかっただろうという印象があります。
彼らがいたから周囲に人が集まり、勇気を与え
られたという印象もあります。
一方で、昨年は天理大学が大学日本一に輝き
ました。
しかし、それ以前に1973~1975年関西リーグ
三連覇を果たし、天理大学の名を轟かせたのが、
田中伸典さんです。
多分、松尾さんと同学年で、松尾さんより早く
大学3年で全日本入りを果たし、赤い悪魔
「ウェールズ」と戦っていらっしゃいます。
こちらが多分、田中伸典さんの最近の写真だと
思うのですが、ほとんどの人が知らないであろう
この人については「つづく」で。
2021.7.10
この方とは天理市のグランドですとか、
長野県菅平高原でのラグビー合宿などで、
一緒に練習・試合をしたことがあります。
たまたま私と同じぐらいの身長・体重で、
ラグビー選手としては小型・超軽量です。
でもねえ、ボールを持つと酔拳の師匠のように
ひょいひょい抜いていくんですよね。
小柄だけれど、大きなオーラがありました。