事実はこうなんですよと得意顔で言う話でも
ないですし、実際、事実という証拠もない憶測
なんですが。
ただ、書いとかないと私を含めた一部のゴルフ
ファンの気持ちが収まらない部分もあると思い
ますので、書いてみます。
これって、結局、JLPGAの責任逃れの部分が
一番大きいと思うんですよね。
スポンサーは大事だけど、選手の気持ちも
わかる。そのため、片方にだけ肩入れをする
ことが出来ない。
結果、スポンサーに対しては
「出場するように、不参加の場合、100万円
罰金という制度を作り、協会としては手を
尽くしました。
それでも、不参加で罰金も払うそうなので。」
と、こんな感じでしょうか。
本当に参加させようと考えるなら、JLPGA除名
だとか、罰金は優勝賞金額の倍という方法も
取れないことはないと思います。
一方で、罰金100万円というのは、責任逃れでも
あるんですが、実は、しこりを残さないための
潤滑剤という面もあります。
それによって、一応、スポンサーも面子が
立ちますし、渋野選手もまた来年度は大会に
出場という道が残ります。
だからこそ、選手の収入からしたら大きな影響が
あるとは思えない罰金100万円なんでしょう。
ですので、この措置を「時代錯誤」とか大騒ぎ
する話でもないと思います。
ええ、一番大きいのは、JLPGAの責任逃れの
部分ですが、これは妥当な措置とも言え、
大騒ぎする話ではないです。
一番問題というのか鼻につくのは、
非難出来そうなことが起きると、正義の味方面、
社会の裁判官のような顔ですぐに大騒ぎする方々です。
221.5.10
一番良い形というのは、今のまま制度を残し、
スポンサー側から
「渋野選手には、彼女の希望通り、海外で
頑張って欲しい。
そのため、大会主催者側から渋野選手を
参加義務免除とするから、罰金の適用理由
消滅として取り扱って欲しい。」
という形かなと思います。
これだとJLPGAも渋野選手も傷つかず、
世間にも叩かれません。
そして、最初にこれを言った企業は必ずや
株が上がります。(株であって株価ではないです)
一方で、責任逃れの大義名分が見つからず、
いつまで経っても「五輪は中止」と言い出せない
のが日本の首相でしょう。
彼や自民党のメンツがつぶれない、そして、
責任問題にならない大義名分が見つかれば、
直ちに中止宣言を出すと思います。
今考えると、変異型がイギリスだけでなく、
各国で見つかり、再度拡がり出した時が
一番のチャンスだったんでしょうけど。
ここまで来ちゃうと、責任逃れの理由は
見つかりにくく、本当に責任を取るしか道は
なさそうです。
責任を取ってくれたところで、もうどうにも
ならないですが。
注 「ボールマークを直すんだ!」は、
「オリンピックを中止するんだ!」
に置き換えてお読み下さい。
「だ、誰がっ!」「死んでもヤダ!」の間には、
「俺の責任になっちゃうじゃねえか!」
を入れてお読み下さい。