先週の三菱レディスは面白かったです。
2打差なら最終ホールでどうなるかわからない
という典型でもありました。
渋野選手とペ・ソンウ選手。
2人は先日の「スタンレーレディス」でも優勝争いを
演じ、プレーオフの末に渋野選手が優勝をしています。
今回は、17番でペ・ソンウ選手がバーディを取り、
2打差で最終の18番ロングホールを迎えます。
そして、渋野選手が2onも相当距離があり、
一方のペ・ソンウ選手は3onながらも比較的近い位置に。
普通はこれで決まりです。
でも、私を始め、多くの視聴者はプレーオフに
なることを知っていたと思います。
だって、この放送は録画中継で、この時点で
残りの放映時間がまだ30分近くありましたので。
ですので、
「渋野イーグル、ペ・ソンウ パーで
プレーオフ突入。」
これしかないと思っていました。
でも、渋野選手は惜しかったんですが、
イーグルならず。
「てことは、この距離をペ・ソンウが3パット?
いや、しないでしょ。いくらなんでも。
プレーオフと思わせて、実は表彰式と
ハイライトを延々にというパターン?」
なんて思っていたら、本当にペ・ソンウ選手が
3パット。
ゴルフは怖いです。
ラインのわかっている1m前後の上りラインを
ペ・ソンウ選手がまさか外すとは。
プレーオフの結果、ペ・ソンウ選手は再び
渋野選手を祝福する側に回りました。
でも、ペ・ソンウ選手に今度こそ優勝をと
応援するファンも増えたと思います。
2021.11.2
ペ・ソンウ選手、悔しかったでしょうけど、
嫌な顔を見せませんでした。
素晴らしいと思います。
プロレスを見ている時もそうでしたが、
試合の状況だけでなく、残りの放映時間とか
いろんなことを含めて推測するのが楽しいです。
最終ホール、OBを1発打ったって、仮に2発
打ったって、100は叩かんな、なんて思ってる
時に、OB2発でおまけに4パット。
プロと違って、アマのゴルフは計算が出来ない
です。
ええ、アマは時にとんでもないことをしでかし
ます。