なぜ、「遅延プレー」がゴルフでもっとも
嫌がられるかと言えば、後続の人もみな遅くなり、
それが大迷惑になるからです。
唯一、それだけであり、別に130叩こうが、
OBを何発打とうが、そんなことは関係ありません。
前に遅れずスムーズに回ってくれさえすれば、
それ以上の大きな問題は起きません。
食事が遅い、風呂が長い、トイレが長いなんてのは、
いくら時間がかかろうが、大した問題にはなりません。
唯一、トイレがみな埋まっている時に、中に入って
いる人たちがみな長く、どうにもこうにもという
状態になってしまう時ぐらいです、問題になるのは。
一般社会の場でもそれは同じで、人の迷惑に
なる行為は、その度合いによって、取り締まりの
対象にも発展します。
道交法でもっとも多くの違反例があり、
違反をしていない人の方が珍しいというのは、
「スピード違反」です。
でも、検挙数は違反数の実態を考えれば、
極めて少ないと思います。
それはなぜかと言えば、多くの場合、
「他の人の迷惑にはなっていないから」
だろうと思います。
むしろ、交通の流れに乗り、その速度で走行
することが、多くの人の快適さ・利便性に
つながっています。
それでいて、多くの場合、その速度で危険性が
極めて高いというわけでもないため、ある程度
の黙認は妥当とも言えます。
では、どういうケースがダメなのか?
他人に大きな迷惑をかける行為ですね。
2021.10.06
多くのドライバーも、危険性に応じてスピードを
調整していますので、ある程度のスピードを出す
道路というのは、元々が危険性の低い道路です。
でも、取り締まりを行う時は、そういう危険性が
低く、多くのドライバーが捕まりやすい道路で
やるんですよね。
警察もコスパを考えているんでしょうけど、あれは
ダメだと思います。
事故を未然に防ごうとしているのではなく、単純に
検挙数を上げるために実施しています。
利益を上げることが使命の1つでもある企業とは
違い、行政、とりわけ取り締まり機関というのは、
コストパフォーマンスを考えるべきではありません。
安全性だとか公平性を第一に考えるべきです。
通学路になっているような道路だとか、スピードを
出したら本当に危ないような道路で、取り締まりを
すべきでしょう。
仮にそれで検挙数が上がらなくても、上がらない方が
いい傾向と言えるんですが、そんな姿勢で取り締まりを
している現場は見たことがないです。
ですので、本当に交通事故防止を考えてんの?
とも思います。