同じ種類の生物でも個体によって寿命はさまざま
ですが、生物の種類ごとに平均的な寿命というのは
あります。
犬などは14年ほどだそうですし、人間であれば
80年前後、ハツカネズミだと1年少々だそうです。
一般的に、身体の大きな生物ほど長生きという
傾向はあります。
身体の大きな生物ほどという点で言うと、
心拍数も身体の大きな生物ほどゆっくりという
ことがあります。
心拍数と寿命には理由があるのか、偶然なのかは
わかりませんが、相関関係はありそうです。
(東邦大学のホームページより)
で、重要なのはここからです。
身体が大きな生物ほど動きが遅く、小さな生物ほど
素早いということもあります。
アリが動くスピードを人間ほどの大きさでとしたら、
一説には時速80km以上で走っているのと同じそうです。
象の大きさだったらF1カーどころの騒ぎではない
ぐらいになることでしょう。
一方で、ハチドリは1秒間に最高約80回の羽ばたきを
するそうです。
人間が腕を振ってそれをやろうとしても出来ませんし、
もしやれたとしても、その時は両腕が千切れると思い
ます。
なぜか?と考えた場合、ひょっとすると身体の大きさに
よって流れる時間が違うんじゃないかと思うんですよね。
つづく
2023.6.1
長生きする生物は心拍数が遅い。
トレーニングを続けると人間も徐々に通常時の
心拍数は遅くなっていきます。
となると、運動で鍛えて心拍数が低くなるように
すれば長生きできるんじゃないか?という考え方も
出来ます。
今の心拍数が90回/分だとすると、60回/分ぐらい
までに下げてやれば、平均余命が30%ほど伸びる
のでは?という計算です。
確かに、効果があるような気がします。
でも、心拍数を下げるようにトレーニングをすると、
トレーニングのピーク中は心拍数が120とか130までに
上がっちゃうんですよね。
猫だとか犬並みになってしまい、これだと、逆に
寿命を縮めかねない。
そうなるのはトレーニング中の短期間だけだから、
そこは無視してよいと考えるのか、結局、やっても
やらなくても一緒と考えるのか?
どっちなんでしょう?
この問題、おならはガスで上に昇って行くから、
おならを我慢したほうが体重が少なくなるのか?
ガスにも重さはあるから出してしまった方が体重は
少なくなるのかという問題と同じぐらいに難しいです。