「ひょっとすると身体の大きさによって流れる
時間が違うんじゃないか」
という話の4話目です。これで最後です。
ひょっとすると。
最後の1つは、子供の頃は時間が長く感じたのに、
大人になると時間の進み方が早く感じるようになる
という話からです。
この話、よく聞きますし、私も本当にそう思います。
小学校の時の6年間なんて永遠に続くんじゃないかと
さえ、思えました。
これについては、ジャネの法則で説明されることが
多く、世の中の多くの人もこの説で納得しているという
気はします。
曰く、
50歳の人間にとって1年の長さは人生の50分の1ほどで
あるが、5歳の人間にとっては5分の1に相当する。
よって、50歳の人間にとっての10年間は5歳の人間に
とっての1年間に当たり、50歳の人間の10日が5歳の
人間の1日に当たることになる。
確かにそうかもなあと思っていましたが、それだと、
25才の人の2日間は50才の人の1日になるという計算に
なります。
25才も50才も経験してきた身からすると、それは
さすがにちょっと違うんじゃないかと。
25才の時の1日の仕事、50才の2倍も長く感じたとは
とても思えません。
40才を経験された方は20才の時と比較しても
いいと思います。
不惑の年の時は、成人になった年と比較して、
半分の長さしかありませんでした?
徹マンをした一晩で消化できる半チャン数は
多分、40才でも20才でも変わらなかったと思います。
20才の時は一晩で半チャン20回出来たけど、40才に
なったら10回しか出来なくなりました?
子供の時は長く感じた1日、1年だけれど、大人に
なってからはさほどの差がないように感じます。
一方で、幼児の心拍数は110回/分で、6歳ほどで90回
/分だそうです。
当然、身体の大きさも大人の1/10だとか1/12です。
やっぱり、
「ひょっとすると身体の大きさによって流れる
時間が違うんじゃないか」
という気がするんですよねえ。
2023.6.7
子供は筋力もさほどないのに、ちょこちょこと
素早く動き回ります。
3才の娘が何を思ったか、岡崎のイオンで突然に
鬼ごっこを始めてしまい、夫婦2人がかりでちっとも
捕まえることが出来なかった経験があります。
キャーキャー言いながら逃げるのを真っ青な
顔で追いかけましたが、本当に捕まえるのに
苦労をしました。
それも上記のようなことが理由ではないかという
気もします。
でも、4回に渡って書いてきましたけど、これ、
証明のしようが現時点では何もないんですよね。
そして、何かに役立つのかと言えば、多分、何の
役にも立たない。
ただ、70才、80才になると今よりも更に時間の
進み方が早くなるのかしら?と思っていましたが、
どうもそれはないという気にはなって来ました。
昆虫にもそれが当てはまるのか?という気もしますが、
昆虫の命のはかなさをよく感じるものの、体感時間は
生物みな似たようなもんなのかもしれません。