これは、多分、日本人のノーベル賞受賞者が極めて
少ない頃に「画期的」という意味で使われた言葉
だろうと思います。
私たちが子供の頃、日本人のノーベル賞受賞者と
いうと、1949年の湯川秀樹さんと1965年の朝永
振一郎さんのお二人だけでした。
そして、その3年後の1968年に川端康成さんが
ノーベル文学賞を受賞。
これがインパクト抜群だったと思います。
1949年から1965年までに16年かかったものの、
3人目の誕生はそのわずか3年後でしたので。
ですので、ノーベル賞で沸いたその頃に言われた
言葉のような気がします。
曰く、
「ワイパーの要らない車を発明したらノーベル賞」
「水虫を治す薬を発明したらノーベル賞」
まだ他にも言われた言葉があったかもしれませんが、
私の覚えているものは、この2つです。
「ワイパーの要らない車を発明したらノーベル賞」は、
まだ実現していないと思います。
でも、ワイパー速度が自動で変化するように
なったりと、「ワイパーなし」はかつてほどの需要が
なくなったと考えることも出来ます。
「水虫を治す薬を発明したらノーベル賞」、
これはもう出来ていますね。
ノーベル賞の受賞はなかったようですが。
それよりも、「水虫」の仲間で、当時のスポーツ
少年少女を恐怖のどん底に叩き落とす病気がありました。
「インキンタムシ」ですね。
中学・高校の部室で猛威を振るい、相手をからかったり
する際に「お前、インキンだな?」とかの言葉が
頻繁に使われたりしました。
そして、「違うわ!」と反論した同級生の家に後日
行ってみると、彼の机の上にはちゃんと、
が、デンと「鎮座」ということもよくありました。
いや、私は知らないですけど、塗るとメチャクチャ
しみたそうです。
それも最初の頃はよいけれど、効いてきて、
皮膚が薄くなった頃に塗るともう身もだえするほど
しみたそうです。
そして、「治った!」と思って使用を止めると、
ほぼ確実にぶり返す。
ええ、私はあくまでも聞いただけの話ですが、
確かに「完治薬が出ればノーベル賞もの」と
多くの運動部中高生は思ったかもしれません。
2022.6.24
ノーベル賞受賞者の4人目が1973年の江崎玲於奈さん、
5人目が1974年の佐藤栄作さん(元首相)です。
そして、佐藤栄作さん受賞の頃から、
「佐藤さんでも貰えるの?ってことは、そんなに
たいした賞じゃないんじゃない?」
「純粋に業績が評価されるんじゃなくて、なんか
政治的だとか変な要素も含まれるんじゃ?」
という疑念が巻き起こったことは否定できないと
思います。
かつては、「ノーベル賞を取るような科学者に」
という子供もいたと思いますが、今はそこまで
という気もします。
昨日6/23(木)のハーフ所要時間
もっとも早い組 1:40
もっとも遅い組 2:35
OUT平均時間 2:20
IN 〃 2:15
記録を取るようになってからの最短かもしれません。
特に、INの平均「2:15」。
「素晴らしい」としか言いようがないです。
いや、当日の来場者数が少なかったわけではないです。
40組を超えていますので、メチャ多いわけでは
ありませんが、少なくもないです。