競技を主宰し、その公平性を保つため、
ハンディキャップの管理をしている
コース側がいわば一番困るのが、
登り坂のメンバーさんです。
来場頻度が上がり、ラウンド経験が増え
サンベルに慣れるにつれ、どんどん
お上手になっていかれる姿は、私どもと
しても非常に喜ばしいことです。
で、何が困ると言えば、ハンディが
追いつかないという点です。
ハンディは推測や予測で下げるわけ
にはいきません。
来場頻度が半端じゃない。
競技の結果を見てもどんどん上達して
きているのがよくわかる。
スイングを見ても上達している
ことが目に見えてわかる。
(私、競技のスタート立合いをしてますので)
だから、こういうメンバーさんは
本当は先にハンディを下げて、優勝出来る
確率を、出来れば全員均等にしたいんです。
が、優勝という果実を得るために練習に
励んでいるのに、多分、上手くなってるから
という理由でまだ優勝もしてないのに
ハンディを下げられては、そりゃ
下げられる方は堪りません。
結果、それはマンスリーBで顕著となり、
昨年度のマンスリーBの優勝者12人の内、
延べ9人がメンバーになられて2年以内
の方々
ということが起こります。
その彼らもどこかで進歩のスピードは、
鈍るはずですが、それがどこなのかは
人それぞれでわかりません。
でもまあ、結局はラウンドの回数と
競技への参加回数が上達のカギという
感じはします。
2019.2.1
マンスリーだとか祝日杯なんてのは、
競技規模としてはそんなにだいそれた
ものではありません。
が、出ると燃えるんですよねえ。
で、優勝者は1人しかいませんので、
規模は小さいといえど、なかなか
優勝は出来ません。
でも、
「あそこでああだったら」
「あそこさえミスらなかったら」
ということを経験することは多々あり、
それがその方のゴルフの上達に大きく
寄与するのでは?と思います。
プライベートのゴルフでは、そこまでは
反省しません。
人間、都合の悪いことは早く忘れたいですし、
そういう風に脳の構造がなってますので。
そう言えば、私の周りを見ている限り
ですが、競技に参加されている方と
そうでない方では、同じコースメンバーでも
練習場への出没頻度が違うと思います。
圧倒的に、競技参加者の方がゴルフ練習場の
子羊になりやすいです。