そんなん、損して得取れって
言葉があるぐらいだし、当たり前じゃん。
ええ、当たり前なんです。
でも、ちっちゃな得をもれなく拾いたがる
人はいます。
ゴルフの観点から「正直」ということを
考えると、「スコアを誤魔化さない」
ということがまず挙げられます。
これをどうしても出来ない人がいます。
誰も見ていない場所でチョロをしたり、
空振りをしたりしてしまうと、
つい誘惑に駆られてしまいます。
それどころか明白なダボを平気で
「ボギー」と申告する人もいます。
人が見ていなければ、ラフに深く埋もれた
ボールをヘッドで動かして、浮かせる人も
います。
そんな誘惑には駆られない人もいますが、
駆られる人のほうが自然とも言えます。
そのため、「それはダメだ。」と踏み
とどまれる人と、そうではない人に
分かれます。
そして、踏みとどまれない人はそれが
習い性になるんですよね。
「ゴルフの時は確かにやっちゃうことも
あるけど、会社とか社会に出りゃ、
そんなこたあ、しないよ、俺は。」
はい、大嘘ですね。
習性ですから。
それを同伴者はみな見ており、実はばれて
いることがほとんどですので、
「あいつは全く信用できん。」
となります。
大事なことをそんな人に任せることは
ないです。
2020.8.7
ですので、ゴルフって人間修養の場でも
あると思います。
「あ~、この50㎝のパットはOKもらって
入ってたことにしたい!」
「このOB。なかったことにして
もういっぺん打ちたい!」
それを我慢することが修養だと思います。
我慢するしかないんですけど。
「見つかりっこねえんだし、
何で我慢せにゃならねえんだ!」
と、あおり運転で逮捕された人は
そう思っていたと思います。
そして、後になって出来た法律によって
量刑が決まってくる可能性も出ています。
それに並んで問題になっているのが、
ネットの匿名書き込みですね。
クチコミもそうです。
これは取り締まられてくると思いますし、
記録が残っていますので、過去に遡って
という可能性もあると思います。
「事実かどうかもばれねえし、
俺ってこともばれねえし。」
はい、ネット系は全て記録が残されています。