「いつもそれを阻害するのはアホな権力者」には、
確たる理由もあります。
まず、優れた権力者はそもそもそんな「あほくさ」な
ことは言い出しません。
一方で、良い行動を阻害しようとしたり、どうでも
いいことを強要しようとした場合、下の立場の人が
それを言っても、相手は聞きません。
あほくささ故に。
唯一、強大な権力を持った人がそれを言った場合は、
「あほくさ」とは思っても、多くの人はそれを
聞かざるを得ません。
しかも、多くの人が「あほくさ」だけでなく、
「そりゃアカンだろ」ということさえ平気で指示
したり、命令をしてしまう。
(これ、会社組織でよくあります。)
ですので、そういう人物に権力を与えてはいけない
ということが根本的にあります。
更に、そういう人たちが得てして権力を持ちがち
という部分に根源的な問題があります。
これは、多分、科挙制度の残骸と資格制度の弊害と
金力が必要以上に力を持ちすぎていることなどが原因
なんですが、こちらについてはまた機会があれば。
2023.8.16
ゴルフでも、基本、アホな人はいくらでもいます。
数で言うと、アホじゃない人の方がはるかに多い
とは感じていますが。
例えば、今は規則で、
「打つ準備の出来た人から打ってよい。」
ということが推奨されています。
もちろん、進行を少しでも早めるためです。
でも、会社のコンペなんかでその組の一番の
お偉いさんがそれを知らず、
「おい、何で先に打ったんだ!
こっちの方が遠いだろ。
順番を守るっていうマナーも守れんのかっ!」
なんて怒鳴ったら、そうそう上記のことを説明
できず、「ハイ」と引き下がるしかないです。
結果、延々と「遠い人から打つ」というスタイルで
プレーを続けざるを得ないです。
これ、笑いごとでもないんですよね。
前の組がそういうスタールでプレーをしているのを
未だによく見ます。
自分の後ろの人が準備に手間取っているのに打たず、
ボ~っと突っ立ってその人が打ち終わるのを待ってる
人、結構います。
後ろの組は、「先に打ちゃいいじゃねえか。」
とボヤいていますが。
これ、その組のもっとも地位が低い人がそれを言った
としたら、知ってる人は「今はルールが変わってんだ!」
と反論出来ます。
決して、言いなりにはなりません。
まあ、そういうことですね。