サントリーレディスオープンゴルフトーナメント
での一場面で、ある女子プロの方がウェッジで
グリーンを狙った際のショットです。
プロでもターフを取る方と、取らない方の両方が
いらっしゃいますが、アマチュアからすると、
きれいにターフを取っていくショット。
憧れます。
なんで憧れるのかというと、こんな風にはなかなか、
偶然でも起きない限り、打てないということもあります。
プロはボールの真下にソールを入れ、そこから徐々に
ターフが削れ、その先端は広がっています。
上手くないアマは、ボールの手前からいきなり
広い幅でターフが削れ始め、徐々に削った跡は
細くなって行きます。
ですので、このようなショットだと、
「ターフを削ったったぞ!」
と叫んでみても、フェースとボールの間には
芝がたっぷりと挟まっていますので、スピンなど
全然、利きません。
ピシッ!という乾いた音もせず、ガスッ!という
鈍い音がするだけです。
高速で動くアイアンのフェースを上下2,3㎜以内の
誤差でボールの下に入れていかないときれいには
打てないと思うんですよね。
ヘッドは重く、スイングの際にはヘッドに持って
行かれるということもあり、繰り返し練習をどれだけ
積めるのかなんだろうなあとは思います。
2023.8.9
ミドルホールの特設ティは、ドダフった跡の花盛り
です。
ダフったのか、きれいにターフを取っていったのかは
細くなっている方が先なのか手前なのかでわかります。
全員ではないですけど、やっぱりOBを打つような人は
プレ4ショットもダフリがちなんですよね。
やっぱり、いろんな所で上手い下手がわかります。
後ろから見ていて、素振りのフォーム、実際に打った
時のフォーム、実際の弾道、インパクト音だけでなく、
実はクラブを持って構えた瞬間に大体わかります。
もっと言うと、カートに積んであるゴルフバッグや
その中のクラブを見るだけでも大体、わかります。
あなたの腕前、後方の方々にはモロバレです。
私の腕前も同伴者、後方の方にはモロバレです。
でも、上手い下手はどうでもいいんですよね、
実際の所。
スピーディにラウンドをしてくれそうな人なのか、
そうではなさそうな人なのかだけが、注目点です。
ですので、いきなり前の組で何度も素振りをする人を
見てしまうと、後ろの組の全員からため息が出ます。
「今日のラウンドは時間がかかるぞ。待たされるぞ~。」
と。
ティショットで何回も素振りをする人はセカンドショット、
アプローチショット、そして、パッティングでも何回も
素振りをしますので、待たされること確定です。