昨日、公園での決まりごとについて記載
しましたが、その中の「マナーを守って
ください」という項目。
これが実は結構、厄介なんですね。
大義名分を持とうとする人間はこれを
盾に拡大解釈し、例えばジョギングして
いる人に
「歩道は歩く人のためのものですよ。
マナーを守ってください。」
と、言う気になれば平気で口にすることで
しょう、
そして、聞けばもっともらしく聞こえます。
更に
「小学生が歩道で登校している真ん中を
かき分けるように走っている人がいる。」
と言って、下手すりゃ警察に通報したり、
LINEで広範囲に呼びかけるする人間もいる
かもしれません。
歩行者もジョギングをする人も、共に法律上は
歩行者であるため問題はないし、実は多分、
集団登校の真ん中をかき分ける人もいない。
でも、「マナー」を盾に時には事実でない
ことも創り出し、圧力をかけようとする人々が
います。
社会的にも問題になっている「私設警察」の
方々ですね。
公園に掲出された“球技禁止”訴える看板
↑こちらは先日のネットニュースの1つですが、
「私設警察」ではないもののマナーを盾にした
不必要な規制に対して疑義を呈したものです。
元のニュースが削除される可能性もあります
ので、一部抜粋します。
ある公園に掲示された看板。
「お年寄りや体の弱っている方々は、
金あみに野球やサッカーボールのあたる音が
大変苦痛に感じます。
これらの球技は絶対にやめてください。
人の痛みの分かる人になりましょう」
公園での球技禁止を訴えるものだった。
それに対して異議を唱えたある元ボクサー
の方のSNS投稿に対して次のような賛同
意見が。
「これはないわ」
「全く意味わからんね」
「スクールとして活動しててもうるさいって
クレーム入って警察きます」
「自分たちが子供の頃は遊んでたのに今の
子供たちには我慢させるって、どんな国
やねん」
「球技できる場所ほんとに減りましたよね」
「何でもっと歩み寄らないのかな」
実のところ、「うるせえから静かにしろ!」
ってだけの場合でも、マナーを引き合いに
出して優位に立とうとする人々はいます。
そして、都合の良いことにというか、都合の
悪いことに、役所系はそういう声をなかなか
むげにも出来ないんですよね。
2024.6.21
公共の施設で泣き出した子供に対して、
「うるさい!人の迷惑を考えろ!」
と、赤ちゃんの親に怒鳴る人もいます。
でも、赤ちゃんだからしょうがないじゃんと
思います。
私が行く新井公園でも、たまに小学生たちが
楽し気にドッジボールをしていることがあります。
で、たまたまボールが転がって遊具で遊んでいる
小さな子供たちの方に行くこともあります。
キャッチボールのこぼれた球がそちらの方に
行くこともあります。
そういうことに対して、「マナー」を盾に禁止
しようとする人もいますし、別に怪我しない、
しそうもないなら別にいいじゃんと考える人も。
考え方は人それぞれなんですが、正義の名の元に
それを見つけて取り締まることを自分たちの楽しみ
にする人たちもいます。
「私設警察」ですね。
でも、私から言わせりゃ、大義名分を掲げ、正義
の名の元にいじめがしたいだけです。
大義名分を旗印にしていますのでやり過ぎちゃう
ことが多いのも大きな問題の1つです。