どこのコースにも名物ホールはあります。
サンベルでいえばOUT6番par3がその1つとなります。
普通、距離が長ければそれだけで難しくなるので、
他の部分は比較的やさしくなりがちですが、
ジャックのおじさんは「それだけじゃアカンっしょ。」
とばかりにいろいろ手を加えました。
164yd、202ydのティグランドからでも
難しさはありますが、
240ydからの難しさは格別です。
・キャリーで230yd打てないと乗らない
(第1条件ですが、技でどうにかなる話ではないです)。
・乗らないだけならよいけれど、
ちょっと足りない場合はバンカーのあごに突き刺さる。
・だいぶ足りないと、
今度はバンカー越えバンカーに飛び込む。
・距離の出る人が大きいクラブを持てば奥にOB。
・左にちょっと引っ掛ければ万人がOB。
・右に逃げて寄せ1を狙っても、
グリーンは下り傾斜が待ち受け、
ピン位置によってはなかなか寄らない。
・右に逃げたところで、逃げすぎれば右にOB
(身体が主人の意思に反して勝手に逃げすぎてしまう)。
そんなわけで、『ジャック・ニクラウス設計』のただ一言
というホールですが、打つたびに
「アッ!」
だとか
「ア~~~」
という声ばかりがこだまし、
こだまを楽しむにはもってこいの
『絶叫ホール』となっています。
なお、冬は向かい風となり、
必要なキャリーが更に延びますので、
『絶叫ホール』というよりは
『ナンタ~ルゥチ~ア~ホール』
となります。
でも、「いつかは乗せよ」という目標を持つ
『あすなろホール』でもあります。
2017/8/25