打ち込みは、相手に怪我をさせますと、
賠償責任が生じます。
後遺症が残れば、その額は大変なものに
なります。
確かに、賠償金については、
「保険に入ってるから大丈夫」
で、済む場合もあるかもしれません。
でも、受けた時の傷の痛みだとか、
楽しいラウンドが一瞬にしてぶち壊しに
なった場合の精神的苦痛は償いきれません。
特に、まともな神経の方が加害者となって
しまった場合は、加害者本人も苦しむことと
なります。
一方で、偶発的なものもあり、
ゴルフをしている以上、打ち込みは
完全に防止出来るものではありません。
唯一、完全に防止できるのが
グリーン上にいる人に向かっての打ち込み
です。
これは絶対にやってはいけませんし、
場合によっては殺人罪に問われる可能性も
否定できません。
当たり所が悪ければそうなるかもは容易に
推測できますし、届く可能性を知っていて
打ったのであれば、それは当たり前です。
「カートに乗り込んだから打った」
⇒当たってしまった
というケースは、言い方は悪いですが、
仕方ないと思います。
カートをめがけて打つということに、
打った人の利益はなく、偶発的な
ミスショットがということになります。
でも、グリーン上はダメです。
絶対にそんなことはしないで下さい。
2020.8.15
ショートアイアンなどを持ち、
「トップしたら届いてしまうかも」
という場合も絶対にやめて下さい。
絶対にトップしないなんて人、
アマチュアにはいません。
ただ、3Wとか5Wは大丈夫です。
トップすると250yd飛んじゃうかも
なんてのは、普通のゴルファーでは
あり得ないです。
ブラインドホールでは同伴者が
グリーン上を確認してあげて下さい。
当コースでも、2番、12番などは、
残り距離が200ydを超えると、
グリーン面が見えません。
「俺はまともな神経の持ち主じゃねえし、
保険にも入ってるから全然大丈夫。」
って?
そんな人はそもそも保険に入る必要は
ありません。
ゴルフ場自体に来ないで下さい。
むしろ、家から一歩も外に出ないで下さい。
グリーンに打ち込んで来そうな人物を
演じる役があるとしたら、この方、
古田新太さんに是非、演じてほしいですね。
バコンバコン打ち込んた挙句、
「知らねえなあ」とすっとぼけそうです。
香川照之さんといい、「半沢直樹」は
ラスボスのキャスティングもめちゃ上手い
と思います。
そして、香川さんは今回もよかったです。
ある面、主役です。
今回はちょっとコメディアンの雰囲気も
ありましたが。