「人を見た目で判断するな」「人を顔で判断するな」
なんてのは道徳感ぶりぶりの人がよく言いそうな
言葉ですが、信じちゃダメです。
そもそもこれを言う人、社会的経験値が少なく、
かつ、自分よりも下の立場の人にしか言わないです。
「つぎ、かわいい子のいる店、行こか。」
「社長、顔で判断しちゃダメです。」
こんなこと言う奴、絶対にいないです。
多分、人間というよりも動物は相手をまず見た目で
判断し、危険かどうか、行けるのかどうかを判断して
きたはずです。
見た目で判断せず、強そうなのか弱そうなのかも
考えずに向って行ったら、いつ自分が食べられちゃうか
わかったものではありませんので。
そうやって大先祖の時代から観察眼を養ってきて、
それは相当、鍛えられているし、本能的な行動にも
なってるはずです。
そうして考えてみると、自分もずっと意識せずとも
自然とそうしてきたような気がします。
自分が男だったからなのか、或いは、そういう性格
だったからのかどうかは不明ですが、相手が強いのか
弱いのかは中でも大きな注目ポイントでした。
幼稚園の頃は経験不足でわからないです。
ですので、口で威張ってる奴が天下を取りやすい
です。
小学校に入ると、実際に喧嘩などをしますので、
経験値が徐々に上がって来ます。
「こいつ、口じゃ偉そうだけど、実は弱いぞ。」
とわかってくるのもこの頃です。
そして、どういう奴が強くて、どういう奴がそうじゃ
ないのかという経験値は年齢と共に高まって行きます。
とてもじゃない相手にドーンと向って行ってしまえば、
悲惨な運命が待ち構えていることも徐々に知って行き
ます。
そうした中、写真を見ただけで、これは絶対に無理
と思った人はいくらでもいます。
その中で、今回はこのお2人。
1人目は真ん中の元関脇長谷川さんですね。
見た瞬間、「無理」「無理」「無理」といオーラが
自分の身体中から湧き上がって来ます。
最近では、引退されたプロ野球の内川聖一さんですね。
この方のプレーは大好きで、最後の何年かは出場機会を
ほとんど得られず、本当に残念な思いをしましたが、
この人、もし高校時代に道で会ったらすっと避けます。
近寄っちゃいけないレベルの人です。
プロ野球の道に進まれましたが、格闘技の世界に
進まれたなら、こちらでも世界チャンピオンクラスじゃ
なかったのか?という気はします。
2023.2.11
ラグビーをしている時も、試合前は自分の対面の
選手がどうなのかばかりを見ていました。
練習している時は相手が遠くにいますので、顔付きは
よくわかりません。
そこで見るのは、走り方と足の太さですね。
太いだけなら別にいいんですが、足首とか膝がキュッと
締まり、筋肉がカエルの腿みたいな選手が対面だと
本当にイヤでした。
絶対に足が速いし、足だけ筋肉があるというのは
あり得ませんので、身体全体のパワーもきっとあるよ
なあと。
まあ、その分析で自分なりの戦略や心構えも決まって
来ますので、見た目で判断することは非常に重要なん
ですが。