「人を見た目で判断するな」「人を顔で判断するな」
なんてのは道徳感ぶりぶりの人がよく言いそうな
言葉ですが、信じちゃダメです。
と書きましたが、「肌の色だとか、性別で区別するな」
というのとこれは違います。
これは本人ではどうしようもない部分、変えようのない
部分で差別をするなという話です。
貴族社会、武家社会、会社社会で言えば、「家柄で判断を
するな」という話と同一レベルのものです。
「家柄で判断をする」というのは、人類がしでかしてきた
3大間違いの1つです。
私の言うのは、主として本人に原因のある部分で表面に
出て来る「見た目」だとか「顔立ち」は、結構当てになるよ
という話です。
さて、ぶつかった時に跳ね返って来てしまうほど筋肉量に
差のある人とは喧嘩したくないです。
ただ、そういう人でも足腰がもろいのか、体幹が弱いのか、
簡単に倒せちゃう人もいて、こういう人は怖くないです。
怖いのは、組み合った時に力を吸収されてしまうような
タイプの人です。
結構、細身の人が多いような気がするのですが、こういう
人は本当に強いため、絶対に喧嘩の相手にはしたくないです。
組み合ったことはもちろんないけれど、内川聖一さんは
見るからにそんな感じがします。
右側の写真というよりも、高校時代の左側の写真に
その雰囲気を強く感じます。
しなやかな鋼鉄の腕と鋼鉄の足腰を持った男という
感じがします。
2023.2.12
柔道部でもないのに柔道の昇段試験に行き、3級、
2級、1級は全部1度で取りました。
そして、初段を取りに行った時ですね。
負けはしなかったものの6人連続で引き分け。
そして、最後の1人目が上の内川さんみたいな人。
細身ですらっとしていて、「今度は勝てんじゃね?」
なんて思っていたら、組んだ時に力を吸収される感じで、
相手をうまく動かせない。
「んっ?」と思った瞬間に、内股一閃。
ぶん投げられました。
あんなにきれいに投げられたのは、小学校の時に
柔道教室の先生に投げられて以来で、とてもきれいに。
ええ、こういう人はヤバいです。
引き分け6個で3ポイントを獲得しましたので、あと2回、
昇段試験に行けば初段は取れたと思います。
だけど、あんだけきれいに投げられちゃうと、何かねえ
やる気を削がれました。
初段試験にはそれから一度も行きませんでした。
追記 2024.10.31
投げられたのはこんな感じの選手です。
人造人間19号20号のように、掴まれた手の平から
エネルギーを吸い取られるような感じがしました。
元々、たいしたエネルギーは持っていません
でしたが。