一昨日なんですが、浴室で身体を洗っていると
横で次のような会話がでかい声で。
「ほんなん、75才までなんて全然、疲れん
かった。
だけど、それを越えるとだいぶ疲れるように
なってきた。
あんたなんかまだ75才前だもんで、全然
大丈夫だわ。
今?
もう80才を越えて81だわ。」
「元気な爺さんだなあ」と思って横を見ると、
実は旧知のSさんというお方。
聞いてみると、今日はグランドシニア杯で
片側のハーフは37で回ったと。
「僕も南だけ調子よくて、37でしたよ。」
「バーディも2つ取れてさあ。」
「ああ、僕もそうです。
2つのロングでバーディ2個。」
「ワシもだ。ロングでバーディ2個。」
お互いに「37」がとても嬉しくて、立て板に
水、止まらない会話になりました。
ええ、あの日は嬉しかったです。
天使が二人に同じプレゼントをし、かつ、
浴室で隣り合わせになるように配慮し、十分
余韻に浸れるようにしてくれたと思います。
ゴルフはつらいから、ゴルフの神様、
たまにこういうことをして、ゴルフから
離れないようにしているんでしょう。
2024.7.11
そのSさん、たまに私たちの土曜日のコンペに
加わることもあるのですが、81才なだけに
黄色ティで打ちたがります。
が、同伴する私の同級生が、
「アカン。
白と黄色が混じると面倒くせえで、白。」
と厳しいことを言うため、
「もう81だもん、黄色で打たせてよ~」
と、独り言を言いつつ、白で打っています。
が、その日のグランドシニア杯は使用ティが
黄色ティでしたので、そのティで打たれたで
しょうけど、月例に出る時は使用ティが白です。
ええ、元々しょっちゅう、白ティでラウンド
しているんです、81才ですが。
大外れに終わった「2015年問題」は、「75才に
なるとゴルフをする人は激減する」という前提を
元にゴルフ人口の大減少を予言していました。
これは、街中にいる多くの75才とゴルフ場に
いる75才の違いを認識していなかったため、
予想を外してしまったと思います。
筋骨隆々、背筋ピンピンの70才過ぎなんて、
ゴルフ場にはゴロゴロ来場されています。
そして今日の人。
81才で週2回も3回もラウンドをし、浴室では
馬鹿でかい声で話をしています。