ゴルフ≒接待と考える方、または、
イメージする方は多いようです。
現在でも、ないこともないですが、
かつてのような
送り迎え&19番ホール付き接待ゴルフ
は死語になりつつあります。
これ、昔のイメージ、或いは映画やTV、
漫画等で拡散されたものが未だに残って
いるんでしょう。
接待ゴルフの黄金時代は、高度成長期から
団塊の世代の方々が40才過ぎになった
バブル崩壊までだと思います。
ゴルフに限らず、夜の街など、
接待バンバン全盛時代の話であり、
もう30年以上も前の話です。
ゴルフ的な話をすると、
当時のサラリーマンはいくら大企業の
社員でもなかなか会員権など持てず、
ましてや中小企業の社員にはという
ことがありました。
それはこの表を見て頂ければお分かり頂ける
と思うのですが、会員権が高すぎてとても
サラリーマンに手の出る代物ではありませんでした。
彼らの大きな買い物は、まず車であり、
次に家でしたし。
そんな彼らが手軽に安価にゴルフをする
という方法が接待ゴルフだったんですね。
折しも、会社の接待であれば認められる、
ゴルフ場も全国各地で新コースが
続々とオープンという時代です。
彼らはコースメンバーにはなれないけれど、
接待ゴルフという手段を積極的に使い、
ゴルフを謳歌したのです。
ええ、決して「接待で気を遣うからイヤ」
なんてことはありません。
接待と自分の趣味を両立させていたのです。
そして、そうでなければ、接待ゴルフも
そこまで普及することはなかったでしょう。
2019.9.5
ですから現在の70才ちょっとの
団塊の世代の方々の多くは、当時、
コースメンバーではありませんでした。
彼らがコースメンバーになるのは、
会員権の値段が下がり、自身も50才を
越えて、余裕が出来てからです。
15年±5年ほど前ですね。
そして、メンバーとなった方々は、
もはや取引先の人となどゴルフはしません。
ご自身の元同僚、地域の馴染みの方々
そして、同級生とのラウンドが主流です。
こういう話も、「目からう○こ」的な
ものではないかと思うんですが。
あまり聞いたことないでしょ?