昨日、
「預けない方も、実は結構いらっしゃいます。」
と書きましたが、では、それはどのくらい?
例えば、当コースでは
何番の貴重品保管袋は、何という方が使用されたのか?
ということを記録しています。
それは毎日行っており、それを見る限りで、
利用者は半分以下です。
「封筒だから使用率が低い。」
という考えも出来ますが、貴重品ロッカーの
ある私のホームコースでも、次のような状況です。
「全員が使えば、貴重品ロッカーが全然足りなく
なるはずなのに、そういうことがほとんどない。」
ですので、利用されない方の方がやはり多い
のかもしれないという推測が出来ます。
「そりゃ、不用心じゃないの?」
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
ゴルフ場では、盗難を働いても何億という盗難
にはなりません。
1億円入りのアタッシュケースはゴルフバッグより
重く、そんなものを持ってくる方はいません。
いくら信用が高い人といえど、上限金額が何億円
というカードを持つ人もほとんどおらず、
仮にそれを入手したところで、使えば危険です。
となると、盗難者が考えるのは、「いかに盗むか」
よりも、
「いかにばれず、いかに捕まらないようにするか」
だろうと思います。
ですので、貴重品のありかがわかっている
貴重品預りよりも、自分で防犯努力を
した方が安全と考える方が多いのかもしれません。
ええ、今なんて、カード1枚と自動車キーだけで、
来場される方もいます。
1万円札だけポケットに突っ込んでご来場の方も
いらっしゃいます。
更には、スマホだけ持ってという方も、先々は
もっともっと増えてくることでしょう。
2021.4.4
「ロッカーに貴重品を入れてる人が 半分位いる。
なら、お風呂でロッカーキーを盗んで。」
と仮に思ったとしても、今はお風呂に入らない
方も多いです。
その気になればロッカーキーを浴室にまで
持っていくことも出来ますので、ロッカーキーの
入手も結構至難の業です。
更に、仮に入手した所で、ロッカーの中のどこに
貴重品があるのかを探し出すこともそうそう簡単
ではないでしょう。
ロッカーの中に実は貴重品がなく、脱衣籠の中の
脱いだ靴下や、パンツの中にカードと車のキーを
入れている人もひょっとしたらいるかもしれません。
更に、ゴルフバッグのポケットの下の方に
という方もいるかもしれません。
普通で考えると、いろいろと探しているのは
リスクが高いでしょう。
そもそも、貴重品を預けている方のロッカーキー
かもしれず、その場合は、いくら探しても求める
貴重品は見つかりません。
そのためか、実際に浴場で貴重品を盗まれた
という話は聞いたことがありません。
そういう話があるのはやはり、貴重品ロッカー
です。
知っている方も多いかもしれませんが、
その辺りを明日。