迷惑をかけないハーフのラウンド時間
前回は迷惑をかけないという観点で
書かせて頂きましたが、その続きです。
コース側がもっとも心配するのは
①待ち待ちになってしまい、
後続の方々が十分にゴルフを楽しめない。
②日没で18ホールのラウンドが出来ない。
の2点です。
幸い、②の日没終了は当コースでは
ほとんど起きることがありません。
しかし、最終組がひょっとしたら
というケースはちょくちょく起きますので、
発生してしまった場合の割引額等、
その対応をあらかじめ決めておきます。
①の待ち待ちは常に発生する危険性が
ありますので、本当に注意しています。
5/5,6の多忙日が順調に進んだことは
当日の来場者の方々のおかげであり、
毎日がそのようにとは行きませんので、
毎日、朝からマスター室はもちろん、支配人も、
そして私まで進行状況を何度もチェックします。
そんなに混んでいない日でも、
7時台のコンペでいきなり3時間コース
ということもあります。
当然、後続の組もそのペースになり、
イライラが募ってきますので、
マスター室の出動となります。
それはスローなラウンドをされる方々が原因
という場合だけでなく、コース側に問題あり
という場合もあります。
典型的なのは、ピン位置が異常に難しかった
というケースです。
止まって「OK」と言おうとしたら動き出して
5m先にコロコロというケースも
ないことではありません。
そういうチェックも含めて
マスター室は出動時に確認を行います。
パトロールが来た。急がなきゃ。
と思って頂けるのもありがたいですが、
お客様ではなく他に何か問題があるのでは
という確認もしていますので、ご安心を。
一方で、後続に迷惑をかけないという観点では
ラウンド時間は早いに越したことはないのですが、
2時間を切って、とまでは考える必要はありません。
6:46スタートのトップ組は
休憩なしの場合の折り返しスタートが
9:00頃となります。
即ち、2時間15分を切ってしまいますと、
その分、クラブハウスで待って頂くことになります。
そして、2時間15分を切るラウンドになりますと、
茶店に寄る時間もない、場合によっては
煙草もなかなか吸えない、
トイレも大分我慢しちゃった
ということが発生しますので、
遅すぎず早すぎず、適度な進行で
ゴルフをお楽しみください。
2018.5.12
茶店の売上げは、進行の遅い時の方が
ぐっと伸びます。
進行の早い時はいくらお客さんが多くても
茶店の売上げはぐっと下がります。
その点でも、茶店にもある程度は寄って頂ける、
ちょうどよい進行がお客様にとっても
コースにとっても具合がよいと思います。
茶店の売上げがぐんとある時は、
そういう背景がありますので、
喜んでばかりもいられないのです。
ちなみに今は10:39ですが、
土曜日の混み日にもかかわらず、
OUT・IN共に2:30程で続々とハーフを
終えられて来ていらっしゃいますので、
理想的なペースです。
このまま行ければ天気はいいし、
言うことなしです。