5番目の記載事項です。
前に書かせて頂きましたが、40秒以内
というのは相当厳しいルールです。
準備ができたプレーヤーからプレーする
というのは当然のこととなるでしょうし、
それまでに自分の打つ位置へ行っていないと
とても40秒以内は守れないでしょう。
さらに言えば、ミドルで前の組はもう
グリーン上という場合、オナーはすぐに
クラブを握り、ティショットすることが
求められます。
そして、そこまで厳密に求められるのかは
わかりませんが、4人がティショットを打って
いる間に、グリーンが空いてしまう可能性が
十分にあります(前に少々離されている場合)。
となると、4人目が打ち終わった後は、セカンド
ショット地点まで行く時間を含めて40秒以内で
1人目がセカンドショットを打つ必要が出て来ます。
誰かが数十ヤード先にチョロならば、十分可能
でしょうけど、全員、2百数十ヤードのナイス
ショットということになると、移動だけでも
40秒以内は怪しくなります。
となると、まず第一に前の組との間隔を空けない
ということが必然的に求められてくるでしょう。
或いは、ティショットを打った人はそのまま仲間の
ショットを見ているのではなく、セカンド
ショット用のクラブを片手にもうラフを歩き出す
ということが普通になるのかもしれません。
2018.11.05
「せちがらい世の中になったもんだ。
ゴルフぐらい、大自然の中でゆったり
やらせろよ。」と思う方もいらっしゃることでしょう。
でも、そういう個人的な好みによって
後続の100人近い人に迷惑がかかることは
もう許さない、
とゴルフ業界が判断したということでしょう。
今回の改正は。
そのため、世の中には10分間隔スタート
のコースもあるかもしれません。
そのようなコースでは、ローカルルール
によって40秒以内のルールは適用されない
でしょう。
ゆったりとしたゴルフをお好みの方は
申し訳ありませんが、そういうコースで
ゴルフをお楽しみください。
そして、それを売りにするコースも出て
くるような気はします。
プレー代は、その分、高く設定される
でしょうが。