ある大口会員権をご所有のメンバー様。
正会員600万円(2名分)×3口をお持ちなのですが、
そちらをご提出して頂き、ザ・メダリオンクラブ岡崎
コースの預託金証書を発行となると、
額面45万円(1人分)×6口
になる予定です。
会員口数としては変わりませんが、預託金の総額は、
1,800万円から270万円(45万円×6口)に。
そのため、電話のあった際に、
「このような事態になり申し訳ありません。」
と、お伝えした所、ショックは隠せない感じでは
あったものの、
「いや、すぐに何倍にもなるからと言われて買ったけど
コース自体が開業しなかった所もある。
同様に会員権を買ったはいいけど、すぐに潰れて
紙切れになったコースもある。
まあ投機に失敗しただけ。それらに比べれば全然まし。」
確かに、ゴルフ場造成ブームの末期には、
例えばですが、
「募集人員○○○人と謳っておきながら、実際には
その何倍もの人たちから入会金を集め、最後は
コース造成せずに経営陣がトンズラ」
という例もあったように記憶しています。
数年で会員権の売買価格が何千万円も値上がり
というコースが多々発生していたんですね。
そのため、
①ゴルフをしなくても会員権を買っておけば
メチャ儲かる。
②ゴルフ場を作りませんか?
メンバーなんてすぐに集まりますので、儲かりますよ
と囁く造成業者が溢れた。
③実際にゴルフ場なんて造成しなくても、「作る」って
言えば金は集まるんじゃね?と考えた人物が実際に
現れた。
本当に儲かったのは、②の造成業者と③の詐欺師だけ
だったような気がします。
2023.9.5
会員券の高騰期にピーク手前で会員権を手放し、
大きな利益を得た一般の方々もいますけどね。
私は、ホームコースが買収された際、額面150万円
が17万円ほどになってしまいましたが、「まあ、
ゴルフがそのままやれればいいや。」と思っていました。
今の所、多くのメンバーさんからはそのような
意見を頂いており、大変ありがたく思っています。