「成果主義」「実力主義」という言葉が格好
いいため、その名に隠れて主目的を中高年層の
給与カットにしてしまったという部分もあります。
というのは先日記載した通りですが、
それでも「評価」は難しいです。
何を目的としているかによっても評価は
異なり、同じ利益追求という目的であっても、
基準が違えばその評価がひっくり返ります。
と書いたのは、例えば、短期利益を求めるのか、
長期利益を求めるのかで、評価が異なって来る
ケースが多々あるという意味です。
ここが、金の卵を産むがちょうを殺そうとするのか
増やそうとするのかの違いとも言えます。
「CRロッキー・ザ・ムービー」という
パチンコ機がありました。
この機械、その会社としては破格の版権料で
版権を取得し、盤面上の役物なども、相当な
コストを費やして開発したパチンコ機でした。
そして、思惑通り、大ヒット(ホール側には)し、
莫大な利益をメーカーにもたらしました。
ですので、その点だけを見れば、開発スタッフ、
販売担当者が高評価を受けるのは当たり前の
話です。
が、この大ヒットがそのメーカーの最後の
大ヒットになり、その原因分析を考えると、
評価は180度ひっくり返ります。
それは何故か?
続きは、また明日以降になります。
2021.3.12
そのヒントは表中の「位置」にあります。
これは全メーカーのパチンコ機の中で、
その機種の客付きがどの位置に存在したのかを
示す指標です。
察しの良い方なら気付いたかもしれませんが、
良かった機種程、数値が小さくなり、悪かった
機種程、数値が大きくなります。
まあ、身体がでかく、素振りはブンブン、
「どんだけ飛ばすんだろ?」
と、周囲が見守る中、いざ打ってみたら100ヤード
しかドライバーが飛ばないというパチンコ機でした。
ちなみに、
「パチンコシリーズ、面白かったのになあ。」
と言われたメンバーさんがいらっしゃり、
その方のご要望に応えた今回のシリーズでも
あります。