各小中学校で遊具、特に鉄棒までが「危険」
という理由で撤去されているのでは?
というのが昨日の話です。
で、実際に蒲郡北部小学校と蒲郡中学校には、
鉄棒がかつては設置されていたのに、今では設置が
されていない。
では?と、近所の蒲郡南部小学校を見に行くと、
鉄棒は残っていました。
が、他の遊具はほとんど見当たりません。
南部小学校の卒業生である次女に聞いてみると、
「いじめの道具にされて、ほとんどの遊具が
ある時、一斉に撤去された。」
と。
こちらは「回旋塔」、別名「オーシャンウエーブ」ですが、
例えば、これがいじめの道具にされたと。
こんな感じで赤色の児童が吹っ飛び、鼻の軟骨だとか、
腕を骨折という例があったそうです。
多分、ブランコなども無理な高さまで振り上げられ、
落下した児童が怪我ということはあったでしょう。
もちろん、自分の意志で極限まで振った挙句、
制御できずに落下⇒怪我もあったでしょうけど。
それらもあって、蒲郡南部小学校で一斉に撤去と
なったのが、娘の小学生時代ですから、
多分、2010年前後、今から約10年ほど前です。
「でも」、なんですよねえ。
「でも」がいくらでもあります。
第一に、
「もし、いじめの道具になっているとしたなら、
そこを監視すればいじめが行われているかどうがか
わかるじゃん。」
ということがあります。
いわば、それらの遊具は「いじめっ子ホイホイ」の
役割も果たしていたはずです。
教師が遊具を使う状況に気を配っていれば、
そんな事故は防げたと思いますし、起きたとしても
いじめに気が付いただろうと思います。
いじめの道具にされるからと、「いじめっ子ホイホイ」を
撤去してしまうと、いじめは目立たず、
発見されにくいものになってしまいます。
で、いじめが発覚すると、全国どこの小中学校でも
必ず教師が、
「いじめはなかったと認識していた。」
「いじめが起きていたようには見えなかった。」
自分たちでいじめの発見器具を撤去しておいて
「その言葉はないよな」という部分はあると
思います。
まあ、保身のためのウソの言葉というケースも
多いでしょうけど・
2021.11.25
「回旋塔」は面白かったです。
滑り台だとか、シーソー、ブランコは幼稚園児まで、
小学生になったら「回旋塔」「鉄棒」でしたね。
私らの頃は「回旋塔」がいじめに使われた
ということはなかったんですが、回転の勢いとか
上下のうねりに耐え切れず、吹っ飛ばされることは
よくありました。
私の母校、蒲郡北部小学校にあった「回旋塔」は
写真のものよりもっと大きく、回転体の周囲に
腕でぶら下がるための取っ手がついていました。
ですので、相当勢いよく回すことが出来ましたし、
一旦弾みがついてしまうと、途中で制御できなくなる
なんてことも多々ありました。
身体が地面と平行に5mぐらいの高さまで浮き上がり
ましたので、本当に宇宙遊泳でした。
ただ、これも1、2年生までで、3年生以上になると、
サッカーだとかドッジボールの方に移行しました。
確かに高学年になってまで遊具を使うとすると、
「いじめ」以外には、ほぼ使い道がなかったかも
しれません。
だからなおのこと、「いじめっ子ホイホイ」の
役割を果たしていたようにも思うんですが。
ちなみに「鉄棒」の方は、鉄棒をつかんだまま
鉄棒の上に立ち、そこから後ろに回転して
どこまで前方に飛べるか?が主流でした。
そりゃ、よく砂場で頭を打ちましたけど、多分、
体重が軽いとその分、衝撃は少なく、救急車を
ということなどはありませんでした。
んっ?それで頭がおかしくなった?
ん~、あるかも。