世の中にゴルフの上手い人がいくらでも
いるように、面白いことを考える人、
それをしてしまう人も、いくらでもいます。
中学の時の社会科の杉浦貞満先生。
中間テストの後に次のような話を。
「世界三大宗教は?の設問で、金目教って
答えた奴がいるけど、金目教っちゃなんだ?」
教室中、大爆笑です。
「金目教」は子供向けテレビドラマ
「仮面の忍者 赤影」の第一シリーズ敵ボス、
甲賀幻妖斎が隠れ蓑とした宗教組織でしたので。
「バカ野郎、正解な訳ないだろ。
あと、これだ。天地真理。
これはなあ、ちょっと考えさせられた。」
1970年代のトップアイドルですね。
それもアイドル全盛時代でまさに
東の正横綱だったと思います。
「天地真理(てんちのしんり)」
確かに、考えさせられたことでしょう。
「世界史なんて、それから比べりゃ、
ちっぽけなことかもしれんなあ。」
2020.12.9
高校1年の時は世界史で
「鉄木真は何と読むか?」という問題が出ました。
正解は、チンギスカンの幼名で「ティムジン」です。
テスト終了後のラグビー部部室。
「お前、あれ、なんて書いた?」
「わからんかったもんで、『てつぼくじん』。」
「なんだ、それで良かったのかあ。
俺、『すずきまこと』って書いちゃった。」
ええ、アホな連中が多かったです。
でも、ピテカントロプス・エレクトス(ジャワ原人)、
シナントロプス・ペキネンシス(北京原人)とかを
私は覚えました。
今でも言えます。
でもねえ、無駄だったと思うんですよね、
今、考えると。
今の学説では、両者ともホモ・エレクトゥスの
亜種だそうですし、こんなん覚えるよりも
英語の単語を1つでも覚えた方が良かったと。
英語、数学、一般教養、実技(体育・家庭科など)
の4科目でよかったんでは?
と、今頃、思っています。
「ヘ音記号」も中1の時に習ってから、
人生において活用したことはありませんし、
知ってて良かったと思ったこともありません。
イ短調・ト短調とハ長調の違い。
これも未だにさっぱりわかりません。