流水状態のグリーンは、どんなパットの名手でも
どうにもならず、言ってみれば誰でも一緒だと
思いますが、ショットは違います。
雨の中等、地面が柔らかい時ほどショットの出来に
実力差が出ます。
ボールを捉えてから芝を削っていくプロのような
方は多分、ショット自体にはさほど影響がないと
思います。
でも、私を含めて多くの方って残念ながら、
トップした時以外はまず多少なりともダフり傾向
なんですよね。
アイアンでインパクト音が「ピシッ!」って
言わない時は多分、ダフってます。
そして、同じダフリでも程度の差があります。
雨の日は軽いダフリでもリーディングエッジが
ボールに当たる前に地面へ食い込んでしまい、
想定した飛距離を出すことが難しいです。
程度のひどいダフリの場合など、
削るのは芝だけで、芝の上なのにエクス
プロージョンショットになってしまいます。
ええ、砂ではなく芝が爆発します。
でも、たまには下がぬかるんでいても、
いいショットが出ますので、その時はとても
嬉しいです。
ですので、雨の日のラウンドはスコア的には
つらいことが多いですが、そういうささやかな
楽しみもあります。
2021.9.8
お盆後半からの10日ほどの雨で、客足の伸び悩んだ
コースは多いと思います。
当コースでも約1,000人の予約が飛びました。
でも、以前よりも雨でキャンセルする人が
減ったようにも思えます。
同じ雨でも、ゴルフをなんとかやれる雨と、
「無理!」という雨の違いがあります。
いろいろと雨で痛い目にも遭った経験値を
積んだ方々の中に、なんとかやれる雨を見抜く
力を持つ人々が現れて来たのかもしれません。
季節、雨の強さ、降る雨の時間の長さによって、
やれる日も間違いなくあります。
まあ、少なくとも待ち待ちになることは
ありませんので、スピーディなラウンドには
なります。
何事も悪いことばかりではありません。