「再抽選」のアイディアの発端となったのは
西陣の「CR花満開」です。
この遊技機は、当時全盛を誇っていた保留
連チャン機(社会的不適合機として後日、
撤去対象となりますが)であり、
かつ、確率変動機というレアな機械でした。
結果、何が起こったかというと、
非確変目で当たり
⇒確変終了or確変にならず(がっかり)
⇒でも、保留連チャンで当たるかも(ほのかな期待)
⇒当たった、しかも確変目
⇒確変GET!(狂喜乱舞)
「再抽選」考案時は、既にその保留
連チャン機が禁止されていました。
その中で、
非確変目で当たっても、まだ確変かも
という期待が残る
という部分を再現できないかという所から
「再抽選」は生まれています。
でも、この機械を打っていない、そもそも
パチンコをしていない人間にはこの喜びは
わからず、反対ばかりされていました。
パチンコを打っていた若い開発の社員たち
からの支持はあったのですが。
ですので、否定していたくせに後になって
「自分が考えた」と言い出した人物が考えつく
はずもないものでした。
だって、彼、パチンコは打たず、ましてや
「CR花満開」なんて見たこともなかった
はずですから。
2020.8.3
ちなみにゴルフ、「再抽選」の連続ですよ。
ミスショット
⇒長いクラブになるけど、これで届くかも
⇒またミス!
⇒でも、次が外から入っちゃえばバーディ。
「CR花満開」はCR機の走りで、当時、
CR機設置店は非常に数が少なく、
遠くまで出かけて打ちました。
蒲郡から一番近い店舗が豊田市のAパン93
というお店で、休みになると車で1時間
以上をかけて、通ったものです。
東海環状のまだない時代、幹線道路は
メチャ混みで時間がかかりました。
平日は、仕事帰りに地下鉄で栄まで行き、
やはりAパンの系列店で「CR花満開」。
いや、遊びじゃないですよ。
全然行きたくはなかったんですが、
仕事上の研究のため、止むを得ず。
休日返上、自腹どんと来いの
モーレツサラリーマンですよ。
初めて責任者を務めた遊技機は
「ドンキホーテ2」という機械でしたが、
すごく長く稼働を続けてくれました。
リーチパターンは「CR花満開」を踏襲
しています。
まあ、パクッたとも、リスペクトした
とも言います。