引き続き、余談です。
連続予告
この機能のヒントになったのは
藤商事の連チャンアレパチですね。
東日本では「エキサイト」、
西日本では「アレジン」が絶大なる人気を
誇っていました。
両機種とも「社会的不適合機」として、
市場からの引退を余儀なくされるのですが、
パチンコホールにとっては痛恨事でした。
これらの遊技機で大きな収益を上げ、
その分、他の遊技機からの収益を緩やかに
出来ると言われていましたから。
これらの機械には乱数グループが複数あり、
ある条件が到来するまで、乱数取得が
1つのグループ内に留まるという仕組みでした。
そして、当たりのあるグループと、
ガセのチャンス音の鳴るグループが
1つずつあり、
その他は全てはずれしか入っていない
グループでした。
結果、当たりのあるグループに入っていると
やたらと「ピュイ」「ピュイ」と鳴り、
チャンスであることがわかります。
ガセの「ピュイ」「ピュイ」にも当然、
騙され、期待をしてしまうのですが。
そして、このシステムも違法とされ、
使うことが出来なくなっていきます。
それを試験に通る方法で再現できないか
と考えて生まれたのが「連続予告」です。
その点で、このアイディアの肝は
やはり「試験に通る方法で」という部分
だったと思います。
「チャンス音」ですとか、「チャンス告知」
という概念は既に存在していましたので。
「チャンス表現が違うから新アイデア」
とある人物が言ったのは、今更ながら
そら恐ろしい自己弁護、もしくは相当な
お馬鹿さんだったと思います。
2020.7.19
これらの機械があった頃がピークですね。
朝一番から、多くのお客さんが並びました。
これらの機械、朝一に電源を入れた時に
乱数グループがランダムに選択されるという
仕組みでした。
それで何が起きるのかというと、当たりの
入った乱数グループに朝一でいる可能性も
あるということです。
ですので、朝一、いきなり「パンパカパーン」
ということが起きました。
それを求めて、皆さん、朝一から並んだん
ですねえ。
今さら遅いですが、連チャンが終わって
しまう契機ご存知でした?
1つは、元々の条件が到来した時、即ち
ゲームの中で転落の抽選値を引いてしまい、
当りのグループから抜けた時です。
もう1つが通常の14個とかの払出しが
行われた時ではないかと(推測)。
遊技機の試験で、あれだけ連チャンすると
試験にはまず合格しません。
試験中は通常の払出しも頻繁に行われる。
⇒乱数グループが変わりやすい
(天国にいてもすぐに地獄に堕ちる)
⇒連チャンしにくい
⇒試験は通りやすい
お店ではまず通常の払出しはない
⇒乱数グループが変わりにくい
⇒連チャンしやすい
という仕組みではなかったかと思っています。
連チャン中に玉詰まりが起こると、
店員さんが直し、いくつかの玉が出る
ようなサービスをしてくれました。
その直後、連チャンが止まるということが
多かったんですよね。
それで、そういうことではないかと、
勝手に思っていました。
ええ、そのサービスを拒否するように
なってからは、そこで連チャンが終わる
ということがなくなりました。