昨日のアリの話は、巣穴全体で1つの
意識に支配され、何百匹のアリ全体が
1つの意識のもとに活動している
と考えれば、納得のいく部分があります。
実際、蟻の巣穴は子孫への世代交代が行われ、
永続的に続くものではなく、女王アリの死と
ともに終焉を迎えます。
1匹、2匹と考えるのではなく、
手のグループ、足のグループ、目のグループ
みたいな感じで、元がダメになれば全ては
それと共に終焉します。
密アリなどは皮下脂肪の役目を果たして
いるのかもしれません。
蓋の役割をするアリは瞼なのかもしれません。
「そんなの、全然科学的じゃない」
と考える人も多いでしょう。
むしろ、それが普通でしょう。
でも、じゃあ、科学的に
そうじゃないということを説明して下さい
と言えば、説明できる人はいません。
せいぜい、「そんなことがあるわけない」
という全く科学的ではない回答をするのが
精一杯でしょう。
そして、1つの巣穴全体が1つの意識下に
支配されているとしたならば、私たちの
常識にも変わるものがもう1つ出てきます。
「意識は脳活動の産物」と当然のように
考えている部分です。
これも怪しくなり、
意識とは脳で考えることとは別物
という可能性が出て来ます。
少なくとも、意識とは脳活動の産物だけで
なく、別の何かも作用しているという
可能性が残ります。
「アリは巣穴ごとに1つの意識下にある」
という条件付きの話ではありますが。
2020.5.14
仮定だらけになってしまいますが、
もしそうだとすると、
意識は人間の死と共になくならないんじゃ
ないかという可能性も出て来ます。
「生物は所詮、遺伝子の乗り物に過ぎない」
という言い方をされる場合がありますが、
「生物は所詮、意識の乗り物に過ぎない」
という可能性もありますよってことです。
更に仮定が継ぎ足されますが、そうすると、
年を取ってゴルフの練習をしていいることは
次の乗り物の時に役立つかもしれません。
自分さえよければと、毒を辺りに散らし
まくっていると、次の乗り物のスペックに
影響が出るかもしれません。
それどころか、意識自体が他の意識に
よって消滅させられるかもしれません。
そうじゃないまともな意識の方が
圧倒的に多いと思いますので。
それを進めていくと、地球にも意識が、
太陽系にも意識が、万物にという話に
なってしまいそうですが。
人生もゴルフも辛いことの方が多いですが、
それは、個々の意識を磨くためにそうなっている
と考えることも出来るような気がします。