「飛距離は筋肉じゃなく、打ち方だ」
と言われる方もお見えでしょうが、その飛ぶ
打ち方をマスターしているプロが年令と共に
なぜ飛距離が落ちるのか?という話です。
今は、年令と共に筋肉量が減少し、筋力が低下
するからとされていますが、それだけでは
ないんじゃないの?という話でもあります。
ヒントになるのはテレビでやっていた
宇宙飛行士の話です。
宇宙船内では重力がないため、筋肉量が落ちて
しまい、それを防止するため、筋トレ、例えば、
エアロバイクで鍛えたそうです。
それでも筋肉量の低下を止めることが出来ず、
更に骨密度まで低下してしまったと。
テレビの番組では、筋肉を維持するためには
走る等の骨への刺激が必要とまとめていました。
骨への刺激が脳に伝わり、そこから筋肉を増やす
ように筋肉に指令が行くと。
これ、ちょっと頷ける話なんですよね。
MSD:筋骨格系への加齢の影響
上記を抜粋すると
・30歳頃から、男女ともに骨密度が低下し始める。
・筋肉量の減少は30歳頃から始まり、生涯を
通じて進行する。
・筋肉組織の量と筋線維の数や大きさが、
徐々に減少し、その結果、筋肉量と筋力が
次第に低下する。
・定期的な運動プログラムによって、筋肉量の
減少と筋力の低下をある程度は克服したり、
少なくとも、かなり遅らせることができる。
・筋線維の種類によっては、加齢による影響に
差がある。
収縮速度が速い筋線維は、収縮速度が遅い
筋線維よりも、その数がはるかに早く減少する。
このため、高齢者では筋肉の収縮速度が遅くなる。
骨密度の低下と筋肉量の減少は共に30歳頃から
始まるとのことですので、やはり骨と筋肉には
密接な関係があると考えるほうが自然です。
となると、筋肉だけでなく骨も鍛えなければ
いけないんじゃないの?と思うんですよね。
昔から「筋肉隆々」ではなく、「筋骨隆々」と
言いますし。
さらに明日に続きます。
2021.9.10
やはり速筋は遅筋よりも早く減少するんですね。
ですので、ジョギングなどの有酸素運動も
必要でしょうけど、それだけではという面は
あると思います。
それにしても、私、何でこんなこと書いているん
でしょう?
そりゃ、どうしたら飛ばせるようになるかを
考えているからです。
飛びはゴルファーにとって永遠の課題です。
所詮、ギアはお金を出せばどれでも買えますが、
実の所、性能はほぼ一緒、横一線です。
各個人がいかに上手く打ち、いかにパワーを
持って振るかなんですよねえ。