結論を言いますと、上記の図のように多分、
ほとんどの人にはスイング改造によって
飛距離を伸ばす余地が十分あるんだろうと思います。
でも、その余地を埋めるのが
並大抵ではない、下手をすると飛ぶどころか
当たらなくなり、飛距離も落ちてしまうかも。
ということでしょう。
そもそもが、ゴルフって当ててまっすぐに飛ばす
こと自体がまず難しいです。
それが出来ずに、ゴルフから脱落してしまった人は
星の数でしょう。
それを突破した人はいろんな所をああしてこうして
と、すったもんだしながら今のスイングを手にした
はずです。
競技の立ち合いをし、メンバーさんのスイングを
見ていますので、その特徴をある程度は覚えて
しまいます。
メンバーさん、皆さんフォームはバラバラです。
共通点のある部分もありますが、誰一人として
全体スイングで同じ方はいません。
そうすると、セカンドを打っている人の顔は
わからないものの、フォームで誰が打ったかは
たいていわかります。
みなさん切磋琢磨し、スイングもいろいろと
変えていることでしょうけど、フォームは
そうそう劇的には変わらないです。
「ちょっとフォーム変えたで見てくれえ。」
と言われて見てみるけど、どこを変えたのか
さっぱりわからないという経験は多いと思います。
自分では大きく変えたつもりでも、周囲から見れば
全然変わってないというケースが本当に多いです。
プロはアマチュアほどフォームにばらつきが
ありませんが、それでも全く同じスイングという
ケースはまず見ません。
持って生まれた振りやすい打ち方があり、多分、
真っ先にその打ち方をしますので、逆を言えば、
それでない打ち方をするというのは至難です。
結果、そう簡単にフォームは変わらないし、
プロではないため、しょっちゅうレッスンプロに
見てもらうわけにもいかないです。
そのため、効果はあるでしょうけど、アマチュアが
スイングを変え、そのスイングを維持することは
相当難しいと思います。
2021.12.1
実際、普通に200~220ヤード飛ばしていた人が
フォーム改造で230~250ヤードにというのは、
周囲を見ている限りではまずいません。
出来るとそりゃ素敵だと思いますが、
「そうだったら何も苦労しねえよ。」
ということは、多くのゴルファーの率直な感想でしょう。
効果はあるけれど、そうそう簡単ではないというのが、
「フォーム改善」で、そのために一説には4千人以上
というレッスンプロがいるんだろうと思います。
簡単であれば、こんなに多くのレッスンプロは
存在できません。