当時はビデオの普及が始まったばかりで、
TVとビデオの両方を持っている学生は少なかった
と思います。
ですので、基本的にTVを見る機会は少なく、
「ひょうきん族」だとかどうしてもという場合は、
自宅か下宿先に戻るしかありませんでした。
金曜日は夜8時から新日本プロレスの中継があり、
この時間帯も家庭教師のバイトを入れない
ようにしていました。
でも、どうしても金曜日に家庭教師をという時、
よりによって
「アンドレ・ザ・ジャイアントvsスタン・ハンセン」。
家庭教師先の中学生と2人で仲良く、
音量を落としてTV観戦しました。
スロットの停止目周期も、連続変動中に限って
という条件がありました。
保留玉が途絶えて、図柄が完全停止して
しまうと周期がずれ、攻略法は一からと
なります。
当時は今ほど図柄が回らず、途切れ途切れが
多かったため、停止目を記録していても、
なかなか周期に気付く人は少なかったと思います。
そして、停止ボタンを押すと保留玉が更に
途切れがちになるというジレンマがあり、
そういうハラハラドキドキも面白さの1つでした。
一方で、パチスロには「スベリ」というものが
ありました。
当りフラグが成立していると、停止ボタンを
押した時に「7」「BAR」が当選ラインに揃おうとして
通常よりも何コマか余分に回るというものです。
動体視力が良くないとわからないレベルで、
フラグが成立し、「7」が滑って来ているのに
気付かず、席を立ってしまうという人は結構いました。
隣の台がズルズル滑っているのに揃えられず、
諦めて席を立つと、左右の席からタバコが
すかさず飛んできたそうです。
当時、私はそのスベリを動体視力的に
感知することが出来ず、おいしい思いは出来ません
でしたが。
2021.1.4
セブン機登場の前後は、パチンコが変わり、
パチスロの導入もどんどん増えて、
鉄火場へとなっていった時代です。
休みともなると、朝一からパチンコ店には
人が溢れていました。
そのホールからは、久保田早紀の「異邦人」、
五輪真弓の「恋人よ」、谷村新司の「昴」
などが流れていた時代です。
ゴルフ?
ホール通いもあるし、忙しくてそれどころ
じゃなかったです。
まだ始めてもいませんし。