「三役・幕内上位であれば、3場所で大関に」
と、昨日記載しましたが、それを達成しうる力士は、
結構いらっしゃるんですよね。
年6場所の内、3場所を越える場所で三役を務める
ような力士は皆、その対象です。
今でいえば、若隆景、阿炎、豊曻龍、大栄翔、高安、
隆の勝らがそうで、霧馬山もそこに入りつつあります。
そして、実は現大関の御嶽海、正代、貴景勝なんかも、
このグループに入ります。
合計10力士と大所帯であり、力が接近している中で、
ちょっと力を落としてしまうと、9敗がありうるわけで
非常に厳しい環境と言えます。
このグループにかつては入っていたのに、ちょっと
力を落として弾かれてしまったように見えるのが、
玉鷲、遠藤、明生かなと。
特に明生は、一時期、大栄翔と並ぶ次の大関候補
一番手にも見えたんですが、現在は腰を痛めたとかで
下位に落ちてしまっています。
明生のように、現在の大関も故障持ちになって
しまった、ちょっと稽古量を落としてしまったという
理由があると、負け越すのも当たり前と言えます。
そして、こういう傾向が最近になってより顕著と
なって来たのは、変な相撲がかなり少なくなって
来たからという気はしています。
取り口と勝った負けたの時の表情からも、それは
見て取れます。
身体つきも、本当に稽古をしているという力士が
多くなりましたし(全力士ではないですが)。
そして、「稽古をしてきたのに」と負けた時に
本当に悔しそうな顔をされる力士も多いと思います。
追記
と思ってはいるんですが、千秋楽の佐田の海vs
隆の勝戦での、隆の勝の両脇がら空き立ち合い。
優勝に関わる一番で「あれはないわ。」とも
思っています。
2022.5.23
なんで大関にしちゃうの?という力士もいる
半面、なんで大関にしないの?と思った力士も
います。
左から、若の里、長谷川、琴錦、彼らは大関に、
そして、大関になっても名大関になる可能性の
高かった力士だと思います。
私がすぐに思い出せないだけで他にもそういう
力士はいたような気がしますが、会社生活と一緒で、
実力と肩書は常に一致するわけではありません。
星取りという明らかな実力値データが公になって
いる大相撲でさえそうですから、評価というのは
本当に難しいです。
でも、長谷川さんの「自分では大関になったもの
と思っている」という言葉は嬉しかったです。
自分自身を含めて、わかってる人はちゃんとわかって
いると思います。
昨日5/22(日)のハーフ所要時間
もっとも早い組 1:48
もっとも遅い組 2:40
OUT平均時間 2:26
IN 〃 2:18
マンスリーBクラスが20組で、他もメンバーさんを
中心に満杯に近い状態。
それでこの進行ですから、昨日プレーされた皆さん、
たいしたものだと思います、いや本当に。