虹というのは「最大の天空スペクタクル」という
気がします。
オーロラこそが最大なのかもしれませんが、
誰でも見るチャンスのある中で、一番感動が
深いのは虹なのかもと。
もちろん、大彗星とか流星雨も凄いんでしょう
けど、そうそうは見れませんし、光量で言うと、
虹とかオーロラの方が圧倒的ではないかと。
西遊記を読んでいた時に
「五色の雲が出ていたから、何かの吉祥かと
思っていたら、空にいたのはあなた方ですね?」
というような記載がありました。
悟空や猪八戒がある王国を飛行して訪れた際の
王国側の言葉です。
それを読んだ時に「五色の曇って何の例えだろう?」
と思ったんですが、調べてみると中国では虹を
「七色」ではなく「五色」と考えるそうです。
ということは、虹を吉祥と考えていたという
ことですし、「五色の雲」と書けば、
こんなイメージが中国の読者には簡単に湧いて
来るということだったんでしょう。
私は、「なんだ?『五色の雲』って。」とそちら
ばかりに気を取られてしまったんですが。
ちなみに、中国だけでなく、フランス・ドイツ・メキシコ
なども五色と考えているそうです。
プリズムで分光した画像を見れば、確かに七色
のようにも見えるんですが、実際の虹の場合は、
いくら数えても五色にしか見えません。
(実際には無限大の色数のはずですが)
ええ、虹を見るたんびに数えています。
まず、紫は見えず、青、緑、黄、橙、赤の判別が
毎回、精一杯です。
2024.2.25
虹を始めて見たはずなのは、3才か4歳の時の
保育園児の時でした。
ただ、その時は「虹」の概念を知らず、先生の
指差す方向を見ても「虹」に気付きませんでした。
まさか空に浮かんでいるとは夢にも思わず、
生の指のすぐ先にあった植木の赤い実を見て、
「これが虹なのかしら?」と思っていました。
そんなに大騒ぎするほどの物でもないように思え、
かえってこの出来事を未だによく覚えています。
幡豆のうさぎ島から蒲郡方面を見た時に、指先
よりも小さな虹を見たことがあります。
うさぎ島は晴天で、望遠鏡で蒲郡方面を見ると、
蒲郡方面の空に小さな虹が見え、肉眼で見ると
本当に小さな虹。
晴なんだけど、蒲郡方面ではにわか雨でも降って
虹が出、それを遠くから見ると小さな虹として
見えたのかなあと思っています。
虹を見た記憶は多いです。
ホームコースでのラウンド中に見たこの虹も
きれいでしたし、
マウイ島でラウンドした時に見た大きな虹も
忘れられないです。