多分、推測はされていらっしゃるでしょうけど、
40代の方々のゴルフ場への来場は、その上の世代の
方々と比較して、かなり少ないです。
この世代は団塊ジュニアの世代が入っています
ので、人口は前後の世代に比べて多めです。
そのため、「来場総人数」は「3,184名」であり、
50代、60代に比べて極端に少ないわけではありません。
が、「平均ラウンド数」が極端に少ないんですよね。
50代と比べても1回以上少ないですし、60代に比べれば
2.5回も少なくなります。
それは、50代と40代の来場回数ベスト10を比較しても
明らかです。
昨年度の来場で、週一ゴルファーは3or4人です。
ゴルフ人口はそこそこいるけど、平均ラウンドは
多くない世代と言えます。
その理由の1つには「メンバー数の少なさ」があります。
メンバー数が上の世代に比べて半分以下しか
ありません。
この理由は簡単で、住宅ローンや教育資金の捻出の
ために、ゴルフへの投資がまだ憚られる世代という
ことです。
こんな時にゴルフばっかやってたら、そりゃ
お母ちゃんに怒られちゃう世代です。
2022.4.5
でも、彼らもやがて50代になれば、住宅ローンや
教育資金の呪縛から徐々に解き放たれます。
年代人口も多めですので、その点でゴルフ来場者が
急減するとかはなく、むしろ、どんどん増えていく
ようにも思えます。
本当の意味でゴルフの来場者数問題が起きるとしたら、
それは今の人口少な目の30代が70代、80代になる頃で
あり、計算すればまだ40年ほど先という気はします。
40年後、・・・・。
今の50代、60代の方々がまだ元気で、自動運転の車で
ゴルフ場へガンガンやって来ているかもしれません。
「100才だから、100切りゃエージシュートだあ!」
とか言いながら。
或いは、グローバリゼーションが本当に拡大され、
日本にも移民の子孫が増え、彼らによってゴルフ場が
潤っているかもしれません。
先々は変わりゆくのに、先々の1点だけを捉えて
不安を煽ることはよくあります。
でも、その通りになったというのは歴史を振り
返ってみても、ほとんどないです。
元々、その主張を通すためだけに都合の良いことを
かき集めて作成されたということが多いですし。