40代の方の来場数(総延べ回数)が少ないというのは
1つには、
「住宅ローンや教育資金の捻出のために、
ゴルフへの投資がまだ憚られる世代」
ということがあります。
もう1つの要因として、「メンバー数の少なさ」
ということもあります。
両者は元々は同じ理由からという面はありますが、
40代のメンバー数、やっぱ少ないんですよね。
上の世代の半分以下の人数です。
とてもお母ちゃんが会員権購入を許してくれる
世代ではないので、仕方ないです。
そして、メンバーでないと、1回の来場当たりの
コストが高くなるため、どうしてもゴルフの回数を
重ねることが出来ません。
メンバーであれば、月3万円の小遣いだとしても、
毎週ゴルフをすることは可能ですが、そうでないと
頑張って月2回がせいぜいというケースが多いと思います。
土日しかゴルフが出来ないのであれば、月2回も
難しいです。
そんな理由から40代の方の来場数(総延べ回数)は、
少ない数値が出て来ています。
で、そういう世代の方の戦略としては、どうしても
プレー代の安いゴルフ場へ行く
という傾向が出て来ます。
そういう需要があるから、プレー代を安くして
客を集めるという戦略を取るコースも出て来ます。
それは自然の摂理であり、何も問題はありません。
問題はないのですが、問題があるとしたら、
「プレー代が安いのはいいけど、待ち待ち、
昼食休憩も1時間半。
なんとかせい!」
とかで都合のいい駄々をこねる人たちでしょう。
そういうコースを選んで行っているんですから
そりゃ仕方のない話です。
2022.4.6
今もそうと言えばそうですが、特にコースメンバー
ではなかった30代の頃は、プレーフィーの安さが
私は第一優先でした。
住宅ローンもありましたし、もちろん子供の
教育資金も必要でした。
西尾ゴルフクラブの早朝ハーフ、本宮パーク
カントリーの1R(par58)なんてのは、土日でも
1万円しなかったため、よく行きました。
三重だとか岐阜の山奥のコースも、ナビ・スマホが
影も形もない時代、冒険の旅にでも出るかのように、
よく行きました。
そして、西尾ゴルフクラブの早朝ハーフなんて、
日の出前から来場者がアリンコの行列のように
なっていました。
自分がスタート出来るまで1時間以上待ったことも
あったと思います。
他のコースでもそれは似たようなものでしたが、
料金が安い以上、それは仕方のないことだと思って
いました。
ゴルフ場だけを責めることではなく、そこを選んだ
人の責任もあります。