ただ、40代のゴルファーには上の世代が持って
いなかった強みが1つあります。
上の世代の方々は、基本的に自力で会員権を
取得しています(個人会員の場合)。
価格はその時代によってバラバラで、上は
何千万円から下は数十万円までと差はあるものの、
いずれにせよ自身で費用を負担されています。
が、40代の方々って、全員ではないけれど、
かなりの方々が、自己負担をせずに会員権を取得
できます。
会員券って自分がゴルフをやめる、そして、据置
期間が満了で、額面の金額を返還請求できるように
なります。
これが重なると、ゴルフ場がそれに応じきれなく
なって倒産というのが、○○年問題の根幹論理です。
けれど、実際には償還請求となるよりも下のように
代替わりして継承されていくことがはるかに多いです。
そのために何度も囁かれた○○年問題という指摘は
ハズレ続けてきましたし、今後もハズレ続けます。
この動きは現在の80代の親御さんから50代の子供
たちに引き継がれるという方法で既に始まっています。
ですので、現在の50代の方々がいち早く60代の方々
にメンバー数で肉薄しつつある理由の1つにもなって
います。
現在40代の方々はこれから始まって来ます。
2022.4.7
私たちの時でも、少数ですがそういうパターンで
20才台でメンバーになっていた同級生などは
いました。
お祖父さんの名前から自分に変えてもらったとか。
そりゃ、羨ましかったです。
私たちが20代、30代なんて頃は、会員権の価格
上昇時期であり、あっという間に家より高い買い物に
なってしまいましたので。
それが600万、300万と下がって来て、そのつど、
多くのサラリーマンが「底だ!」と飛びつきました。
が、会員権の下落は止まることがなく、現在に
至ってようやく安定という形になっています。
でも、新しくゴルフ場を作ることは出来ない、
ゴルフ寿命が延びていると考えると、反転時期が
近づいていると思います。
私どもも、来年から値上げというか、3年ほど前の
価格に戻します。
「買おうかな?」と考えていらっしゃる方は、
今がチャンスだと思います。