以前、ゴルフの2015年問題、2020年問題、
2025年年問題について、
70才を越えると「ゴルフをしなくなるから」というのは
その人の断定に過ぎませんし、「ゴルフをしなくなる
だろうから」というのはその人の推測に過ぎません。
と書いたことがあります。
これに関する憤りは今もありますが、そう断定したり、
推測してしまった気持ちはわかります。
私だって若い頃は、70代の方々がゴルフをしている
なんて夢にも思いませんでした。
「60才も後半になると、ぼちぼちゲートボールを
始め、ゲートボールは70代の人たちばっか」
というのは、私らが20代の頃、ですから1970年代、
1980年代の常識と言えば常識でしたし。
ところが、今の70代、ましてや80代の方も、
元気にゴルフをされていらっしゃる方が多い。
そもそも、磯野波平さんが55才で、50代の方ですら、
子供の頃は「お年寄り」というイメージがありました。
理由の1つとして、
があるかもしれません。
この表には出ていませんが、戦時中がもっとも
低く、そこから男女ともに平均身長と平均体重は
増加して来ました。
それは、例えば小学校6年生とかのある年齢での
平均身長の統計データでも同じで、基本、戦後ずっと
平均身長と平均体重は増加して来ました。
で、今の70代の方々は今の80代の方々よりも
体格がいい(多分、運動と栄養がいい)ため、
現在の70代の方々が80代になった時には、こんな
ものでは済まない可能性があります。
そして、現在の50代、60代の方々が70代になった
時には、
こんなものでは済まない可能性があります。
どこかで上限は来るでしょうが、まだ30年ぐらいは
ゴルフの出来る寿命がどんどん長くなっていっても
不思議ではないように思います。
2022.4.2
私がゴルフを始めた30才の頃、本店営業部の
コンペがあり、本部長・副本部長も参加されて
いました。
今考えると、本部長は60才ちょっと過ぎ、副本部長は
60才前後だったんだろうと思いますが、彼らは本当に
お爺ちゃんのゴルフだったんですよね。
少なくとも本部長は当時珍しいコースメンバー
でしたので、ゴルフは慣れていらっしゃったと
思います。
でも、全然、飛ばない。
多分、今の私の同級生の中でゴルフをしたとしたら、
圧倒的に一番飛んでいないと思います。
そのぐらい、年代が違う(約30年)と同じ年ごろで
比較をしても、体力に大きな差があるような気が
します。
そして、今だと夢物語にしか思えない100才
ゴルファー。
ひょっとすると、今の70代の方が達成するかも
しれませんし、彼らが90代で力尽きても、続く
現在60代の方々が達成してくれるかもしれません。
今は、70才以上の方を対象にした「スーパー
シニアカップ」「スーパーシニア選手権」を
開催しています。
でも、近い将来、「ウルトラスーパーシニア
カップ」の開催が必要となってのくるかも
しれません。