これまで6インチプレースについては
たびたび記載しており、それだけ普及している
プライベートルールということでもあります。
そして、それを使うことは決して
悪いことではありません。
(と、私は思っています)
本当を言えば、初心者の方ですとか、
まだまだという方は、6インチどころか
常にティアップされても良いと思います。
フェアウエイだろうが、ラフだろうが。
ダフってばかりのストレスのあるゴルフ
よりも、その方がずっと楽しいですし、
1ランクアップのためにはその方が
早いような気がします。
ただ、クラブ競技に出ることが前提の方、
しっかりしたゴルフをしたい方には、
泣きながらでもノータッチでのラウンドを
お奨めいたします。
一方で、
「6インチプレースなんてルールは、
芝を痛めたくないコース側の策略」
と言われる場合もあります。
でも、上手い方はボールの前のターフを
毎ショット削っていき、それを防止しよう
なんてコース側は思いません。
6インチを使用しても、ダフる人はダフリ、
コース側はそういう方々に対して
「どうか芝を削らないで」と祈ることもないです。
そのため、それは都市伝説の類の話です。
深く削ってしまった時に飛ばした芝を
戻しておいてくれれば、それでOKです。
「6インチプレースなんてルールは、
早く進めるためのコース側の策略」
と言われる場合もあります。
でも、多分、
「6インチプレースでラウンドを」
なんて薦めているコースはないです。
自らそれをしている方々が多くいる
というだけであり、もしそういうコースが
あれば、そういうレベルのコースです。
「何をさしおいても、早く回ってちょうだい」
という願望は、コース側にありますが。
2020.5.31
そうは言うものの、6インチでコース側が
助かっている面が少なくとも1つはあります。
それは、ディボットが多くあったとしても、
6インチを使われる方々が多いと、
その方々はそれについて、あまり
指摘をすることがないという面です。
ディボットに嵌っても、6インチで出せば、
何の問題もありませんので。
プレ4用の特設ティ付近ですとか、
ロングホールのサードショット地点、
ここにはディボットが多く出来ます。
どんなコースでも、ここがディボットなし
というのはあり得ません。
朝イチから生産され続けていきます。
ですので、それを嫌う6インチを使用
しない方々はせっせと目土をされます。
一方で、目土をする方が少ないのは、
6インチプレースを使用する人が多い
ためです。
彼らはディボットがあっても困らず、
そりゃ目土をしようとする動機は薄いです。
ええ、それは当たり前のことですので、
ボールマーク直しほどコース側も
うるさくは言いませんし。