上手いのか、さほどでもないのか、
よくわからない人、いらっしゃいます。
ドライバーにしてもアイアンにしても、
素晴らしいショットを打ちます。
で、
「何でハンディが20いくつもあるん?
いっくらなんでも10そこそこじゃないの?」
とか言われることになります。
でも、そこにはちゃんと理由があります。
競技の時は、そこまでのショットが
なかなか打てないんです。
プライベートコンペ等ですと、
6インチOKの場合がほとんどですので、
それを使って球を浮かすとナイスショットが
出やすいです。
球がディボットに入って沈みきっている時には
特に効果を発揮します。
スプーンだとか、5番ウッドの場合も
球を浮かして置くと、命中率が格段に
違ってきます。
一方で、競技の時はノータッチですので、
球が沈んでいようが、ディボットに
嵌っていようが、そのまま打たなくては
なりません。
この部分がスコアに与える影響は大きく、
6インチありの時は良いスコアが出るけど、
人によっては、ノータッチだと10ぐらい
悪くなるということが出てきます。
2020.5.30
スコアは、
どのティグランドだったのか?
どこのコースでなのか?
季節はいつなのか?
天候はどうだったのか?
そして、ノータッチだったのか?
で、同じ人の同じ調子でも変化しがちです。
ですので、スコアの数字だけを比較しても
参考程度にしかならないです。
ただ、上手くなりたい人、上手くなった人には
「6インチを嫌う」という傾向があります。
6インチありのコンペルールの場合でも、
自分は使わないという方です。
いや、私は6インチありルールだと
嬉しくてハアハア言ってしまいますけど。
一方で、6インチどころか、良いライを
求めて1mぐらい動かす人もいます。
そうすると、その姿は後ろの組からは
丸見えで、後ろの組から舐められる原因
ともなりがちです。
そういう方は、球を動かす癖がついて
しまっていますので、何度でも球が浮くまで
置き直すということになります。
それを後ろの組の方々は見ていますので、
そういう時に近くまで打ちこまれたとしても、
あまり文句は言えないような気がします。
何事も、事実は1つだけではありませんし、
多くの場合、結果の前に理由があります。