父親に注意をしたことはいろいろとあり、
昨日までに書いてきた以外のことで言えば、
クラブ選択ですね。
あるホールで残り60ヤード程。
クラブを1本持ってボールへと向かった父親は、
「これじゃ届かんなあ」と言いつつ、
クラブを取替えにカートへ戻って来ました。
何番を何番に変えようとしたのかはわかり
ません。
でも、これ、ゴルフに慣れていない人がよく
やることで、進行遅れの原因になるんですよね。
特に、球の位置とカートの位置が遠く離れている
場合は。
「ゴルフはかなりやっているはずの親父が何で
こんなことを」
と思いつつ、「クラブはせめて2本持って」と
伝えはしました。
ただこれ、ゴルフをあまりしていない人だけの
問題ではないのかもしれません。
これまでにも、1本しか持たずに球へ向かい、
クラブ交換のためにカートへ戻ってくる人、
ひどい場合は、何も持たずに球へ向かい、距離を
確認してからカートへクラブを取りに戻る人も
見ました。
「これ、ひょっとするとキャディ付きのゴルフが
当たり前だった時代の名残なのかも」
とも思ったんですね。
そのようなゴルファーって、かなり年配の方に
多いと言えば多いですし。
キャディ付きの場合は、最悪何も持たずに球へ
向かい、距離を見てからキャディに向かって、
「お~い、〇番持って来て」で済みますので。
2024.5.5
でも父親。
ゴルフを始めたのは私よりも遅いです。
ですので、キャディ付きメインでラウンドを
していたとも考えにくいです。
してみると、父親の場合は思い込みが強すぎて
1本しか持って行かなかったのかもしれません。
2本とか3本を持って行くというのは、マナー
という面もありますが、自分が失敗を重ねた
結果の自分なりの対応策という面もあります。
8番アイアンでいいと思って、8番アイアン
だけを持って行ったら、8番じゃなく、7番
アイアンが必要だった。
クラブ取替えのためにカートまでの長い道のり
の往復はイヤ、他の人達にも迷惑がかかる
⇒そのまま8番で打つ
⇒やっぱり短い
こんなのはイヤだから、常に2,3本は持って行く
ということが習慣になったというケースですね。
「2,3本持って」と教えられたものの、そちらの
方がイヤでそういう習慣になった人も多いような
気はします。
常に2、3本持って球に向かう人は全てマナー重視
でそうしているというのも、100%正しい訳では
ありません。