条件反射という言葉があります。
過去の経験から、梅干を見ると
唾が出てしまうというあれです。
OKパットありでやっていますと
もうちょっとという場合、この距離なら
OKが出るだろうと自然に思ってしまいますし、
案の定、「OK」と言われるものですから
言われるか言われないかのタイミングで
ボールをピックアップします。
これを逆手に取ったのがOK詐欺です。
マンスリー等の競技では
OKパットが認められていないのですが、
それでも残り10㎝、20㎝の距離が残った時に
「OK」と声を掛けられると、ついボールをピック
アップしてしまう人が出てきます。
これがOK詐欺です。
言う方も「まさか本当にやるとは」
と思ってしまいますし、
やってしまった方もやった瞬間に
「ああっ!」と思ってしまいます。
軽いイタズラではありますが、条件反射
という厄介な部分を抱えていますので、
振り込め詐欺ほど大きな問題はないものの、
引っかかりやすい詐欺と言えます。
競技の前にはぜひ
「振り込め詐欺、
そしてOK詐欺には気を付けよう。」
と三度唱えてからラウンドに向かうように
してください。
2017/7/28
追記 2023.10.3
「OK」の言葉は嬉しいんですが、やっぱり
短くてもカップインさせる習慣を付けなくては
ダメですね。
ただ、短いパットでも時間を掛けてしまう人には
後続の方々の迷惑になりますので、気前よく、
「OK」と言ってあげてください。