いやらしいホールがここから5つ続きますので、
まずは無難に通過したいホールとなります。
「『いやらしい』と言ったら全部じゃねえのか?」
まあそうなんですが。
動画では簡単にバーディを取っていますし、
4つあるロングの中では
2番目に優しいホールではあります。
(Hdcp7.他のロングホールはHdcp2,3,12)
しかしながら、マンスリーなどの成績を見ていますと、
ここでダボとかトリを叩かれている方が結構いる反面、
ロングなのにバーディが少ないという印象があります。
やや狭いS字状のレイアウトとなっており、
左右どちらにもOBが出やすいということと、
グリーンを狙う際はたいてい左足下がりで、
ひっかけるとグリーン左のバンカーか、
その外のOBゾーンに行きやすい
ということがあり、
怪我をしやすいホールなのかもしれません。
と、十分にわかっている私ですが、
3rdショットを左に引っ掛けてバンカーorOB
⇒ボギーかダボ、トリ
というのがよくあるんですよねえ。
逆にグリーンの右に外すと、今度は
まさに「超砲台」という高さのあるアプローチとなり、
距離感が難しいです。
サンベルのグリーンは
正面の半分くらいは花道から平ら、
もう半分から片側側面はあごの高いバンカー、
バンカーのない方の側面は高い砲台
というパターンが多く、
方角によって性質が変わるため、
寄せにはいろいろなパターンが必要となります。
そして、奥はほとんどのホールで
「OB杭に囲まれて」という所も厳しいんですよねえ。
グリーンとグリーン周りの造成には
ジャックおじさんが相当に力を入れた、
けど、奥は面倒臭くなってみなOBにした
という気がほんのちょっとだけします。
渚プロのOUT2番虎の巻
2017/11/11