以前、U.S. WOMEN’S OPENは地上波で唯一、
放映してくれるメジャー競技でしたので、録画で
いつも1日目から見ていました。
でも、去年からでしたか、有料のどこかのチャンネル
での放映となり、見るのは諦めていました。
が、笹生選手と渋野選手がワンツーフィニッシュ。
「見たかったなあ」ととても残念でした。
夜中に見ていた人も多いとは思いますが、
見られた方、良かったというか、ラッキー
でしたね。そうそうはないことだと思います。
まあ、私は仕方ないので、どんな展開だったん
だろうと、仕事中にせっせと上記の表を作った
んですが、なかなかの接戦でしたね。
笹生選手は12番からのバーディラッシュで
優勝を決めたんですが、笹生選手に競り負けた
渋野選手。
他の選手のデータを見てみると、3位タイに
入ったAndrea Lee選手が17・18番で連続ボギー
の結果、単独2位がコロコロと転がって来て確保。
そういったこともあってのワンツーフィニッシュ
ですね。
それにしても、U.S. WOMEN’S OPENは女性
選手にすれば一番勝ちたいメジャーだそう
ですので、男性におけるマスターズかと。
これで2勝目の笹生選手はめちゃ凄い金字塔
と言えます。
一方の渋野選手。
全英女子オープンを勝った時に大フィーバーが
巻き起こりましたが、勝つ前は無名に近い存在。
勝った後に海外を主戦場にしましたが、特にここ
最近は予選落ちの多い不本意なラウンドが続いて
いました。
そんな中、今回は優勝争いを演じた末の単独2位。
なんとなく、エリモジョージを思い出してしまっ
たんですよねえ。
人気が集まると凡走、人気が落ちると大活躍。
45年経った今も私がこうして思い出すくらい
ですから、記憶に長く残る名馬でした。
馬に例えては失礼だったかもしれませんが、
渋野選手も記憶に残る選手として語り継がれて
いくような気がします。
2024.6.3
今回の大会は予選から日本勢が大挙出場。
そして、いつもなら大挙予選敗退という
パターンなんですが、今回は決勝に14人。
更にワンツーフィニッシュだけでなく、
古江選手が6位タイ、竹田選手と小祝選手が
9位タイでベストテンになんと5人。
一時の韓国女子勢も真っ青な結果となりました。
日本女性ゴルフのレベルはメチャクチャ上がって
いると思いますし、最低10数年は続くんじゃない
でしょうか?
そして、それは日本のプロ野球選手のメジャー
挑戦にも似ており、その先駆けが野茂選手なら、
女子ゴルファーの場合は宮里藍さんですね。